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軍艦の老朽化による性能劣化はどれぐらいのものだったのでしょうか。駆逐艦(八八艦隊の頃の駆逐艦等)は速度低下、戦艦(扶桑・金剛等)などでも防御力の低下などが発生したようですが、具体的にどの程度であったかを御存知でしょうか。 アトランタ |
- 調査報告があるのかどうか知りませんが、乗組員の回想によれば峯風型などは30ノットは出せない(禁止されていた)という話が残っています。
神風あたりは辛うじて30ノット出せたと言われますが、個々の艦によって老朽の度合いが異なるものと推測されます。
また天龍だったと思いますが、一斉射撃を行なったら伝声管についた錆がばらばら落っこちてきて難儀したとか、そういう話もあったりします。
戦艦については知りません。どなたかご存知のかたお願いします。
みゆきよしのり
- 該当する資料が見つからないので記憶モードとなり申し訳ありませんが、坂井三郎氏は戦艦「比叡」配属の水兵時代に、整備のため船底かバルジに入り込んでみると、錆だらけでしかも僅かながら浸水しており、構造材をハンマーで殴ると大量の錆か落ちてきて非常に驚いたそうです。
余談ですが、後に第三次ソロモン海戦で「比叡」が沈没したことを知った坂井氏は「堅牢な戦艦と入っても、内部があの状態では無理もない」と思われたそうです。
T216
- 確か金剛の直接の死因? も、
被雷後の高速航行が老朽化した構造に負担をかけ、
浸水を早めたと読みました。
勝井
- 二重投稿になっていてすみません。
回答、有り難うございます。駆逐艦だと2〜3割の速度低下、戦艦だと防御力も低下していたのですね。金剛などは太平洋戦争で活躍した戦艦中最高齢ですから、致し方ないですが。近代改装を行っても老朽化は補えなかったと言うことですね。
アトランタ
- >2
坂井氏乗組みの戦艦は霧島だったかと
まなかじ
- >2、5 霧島では副砲担当。榛名では主砲担当(分隊名や何番砲手かは失念。すいません)でした。艦底内を清掃していたときに、鋼材を大量に削ったエピソードは「大空のサムライ」正・続には載っていなかったような気が・・・どの著作だったか、教えてもらえる方はおられませんか?
けーくん
- >6
「零戦の真実」講談社刊だったと思います
まなかじ
- >7 6の質問者です。早速の解答ありがとうございました。
けーくん