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ジパングを見ていて思ったのですが、現在の海自や先進諸国の海軍が装備している速射砲はレシプロ機程度であればマンガのようにポンポンと当たるものなのでしょうか?また現代ジェット戦闘機ではどのようになるのでしょう?(現在ではフォークァンド紛争のような状況はなかなかありませんが・・・) パウエル |
- DDH−182「みらい」に搭載されている速射砲は、イタリアOTOメララ社製の対水上艦、対空両用砲です。
砲口の内径は127mm、砲身長は6858mm。1秒間に10発〜40発の間隔で撃つことができる速射砲。砲弾の初速は秒速800m、最大射程は24km、弾丸の重量は32kgです。
>現在の海自や先進諸国の海軍が装備している速射砲はレシプロ機程度であればマンガのようにポンポンと当たるものなのでしょうか?
FCS(火器管制装置)は1979年に開発された79式射撃指揮装置2型22A。目標の位置情報など射撃諸元から正確無比なレーダー射撃を行います。
えーと、あのシーンで出てきた雷撃機はアベンジャーだったと思いますが、その機体なら速度は400km/h程度です。その低速ならば、まず外れることは無いと思います。
BN-2
- 某護衛艦元船務士によれば「VT信管付き砲弾だったらビジュアル(目視照準)でも充分レシプロ機には対抗できる。」ということでした。
低速標的にはそれなりの命中率を経験されておられるのでしょう。
フォークランドの時の英海軍速射砲は、うろ覚えですが1機撃墜しか記録してなかったような記憶があります。(航空ファンかなにかに載ってたような)
FCSが悪かったのか、アマゾン級なんかの114ミリ砲みたいに毎分25発しか
(記憶モード)撃てないのが悪いのかわかりませんが。
SAW
- もっと詳しい方がおられると思いますが、一口に速射砲と言ってもできる限り速射して交戦時間あたりの発射弾数を増やそうとしてる(見敵必殺?)のと、ある程度の発射率で軽量化とかを計っている(対空戦闘はミサイルと機銃重視?)ものがあるようですね。
SAW
- > 1.
> 1秒間に10発〜40発の間隔
1分間ですよね?(ツッコミをいれてるのではなく、確認ですが)
はしもっちゃん
- 開発草々、運用試験開始時のターターミサイルの試射のときに、ミサイルが無人飛行標的を外したので急遽、随行艦が38口径5インチ砲で撃墜した、とかいう
話をどこまで読んだことがあります。円熟した速射砲は侮りがたいということでしょうか?
Navy
- 詳しい回答ありがとうございます。さすがOTOメララですね。
パウエル
- >4
>1分間ですよね?
すみません・・・。1分間のまちがいです〜。1秒間はどないに考えてもおかしいですね。
ご指摘ありがとうございます。
BN-2
- OTOメララ(今はOTOブレダ)といえば、76mmラピッド砲が試験か何かで30度の円弧内に同時に飛来した3発の対艦ミサイルを撃墜したようです。
十数年前のFCSとの組み合わせてコレだけの性能ですから、最新型のスーパーラピッド砲と最新のFCSとの組み合わせなら、かなりの性能を期待できるかもしれないですね。
507
- アヴェンジャーの最高速度は430キロ程度ですが
雷装時にそれだけ速度が出るものかは・・・
確かにあの漫画では
最高速度で飛んできていましたが・・・
ななし
- 相手が一方向から漫然と入ってくるなら数発撃てば当たると思います。
これが多方向からとかシークラッターに隠れてとかとなると厳しく
また多数機ですと一機目を撃墜したと確信できないと二基目に取り掛かれず
とまあ段々と辛くなってくるかと思います。
照準においてもレシプロ機は狙いやすいのですが
低速なので危険領域に突っ込まれるまでに多数の砲弾を浴びせられるとか
次にかかるのに余裕が持てるとかの要素も加わりますので、かなり酷いことになるかもしれません。
SUDO