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アーレイ・バーク級には、フライトIIIが存在したが冷戦の終結で中止となった。という文を読んだのですが、そのフライトIIIの要目はどのようなものだったのでしょうか? 銑鉄 |
- 基本的にはフライトIIの対潜能力強化型で対潜ヘリ2機の搭載を可能としたものです。その他の装備はフライトIIとほぼ同様です。
また正確なトン数は存知ませんが完成予想図から察するにフライトIIAと同等か少し大きいくらい(満載9000トン〜10000トン?)だと思われます。
外観はフライトIIAと類似したものですが、船型が平甲板型となり後部VLSが格納庫上ではなくヘリ甲板の後ろに配置されていること、煙突間にSSMが装備されていること等、若干の相違がみられます。
しばいぬ
- 回答ありがとうございます。しかし要目はフライトIIAとさしてかわらないのになんで中止となったのでしょうか?
銑鉄
- 主な理由は予算削減と冷戦後の作戦環境の変化です。確かに一見変わらないようにも見えますがTASSの廃止は結構大きな意味があると思います。
ただフライトIIIからフライトIIAへの計画変更に伴っての建造費削減の効果はあまり無かったようですね。
しばいぬ
- 上でも少し触れましたが計画の順序はフライトI→II→III→IIAです。
フライトIIAはフライトIIIBやIVとも呼べるような代物なのかもしれません。
しばいぬ
- 訂正 フライトIIIB→フライトIIIA
しばいぬ