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先日GWに舞鶴に護衛艦を見に行ってきました。甲板上を見学できたのは護衛艦「たかつき」だけだったのですが、同艦「たかつき」は建造されてから数十年たつ様子。同艦のような汎用護衛艦の後継艦の建造計画はどうなっているのでしょうか? げるぐぐ |
- つい先年まで次々と建造されていた「ゆき」「きり」「あめ」「なみ」のシリーズが
まさしく汎用護衛艦です(一部は未就役)。
今期中期防ではDDG・DDHと大型艦の建造が優先されるので、
DDは1隻だけでした。
多分次期防も引き続きDDG・DDHが追加されるでしょうから、
次なる新DDシリーズの建造はかなり先のことになると思います。
勝井
- 確かに勝井氏の言うとおり「ゆき」型以降も汎用護衛艦だが・・・。
いかんせん質問の答えになっていないな。
露西亜艦まにあ
- 読み返してみたら不親切でイヤミだったので、補足します。
日本語にすると同じ汎用護衛艦でも、「つき」型はDDAと言って、
現在のDDとは位置づけが大きく違うフネなのです。
「つき」型の建造当時は、汎用護衛艦(DDA)+対潜護衛艦(DDK)
であり、汎用護衛艦は高価な方のフネでした。
現在はご存知のとおり、ヘリ護衛艦(DDH)+ミサイル護衛艦(DDG)
+汎用護衛艦(DD)という構成で、護衛隊群中で最も安価なフネと
なっており、直接の後継とは言えないのです。
なお、「つき」型の艦番号と連続性が保たれているのは、ミサイル
護衛艦(DDG)です。
露西亜艦まにあ
- >『たかつき』の後継
この場合は、”現在『たかつき』が担っている任務を継ぐ艦”ということで書いてみます。
現在残る『たかつき』型護衛艦2隻(たかつき、きくづき)は、いずれも地方隊所属(共に舞鶴地方隊第24護衛隊)となっています。これらの直接の後継となるのは、本来ならば地方隊向けの沿岸用護衛艦(DE)となるわけですが、現在は『あぶくま』型の6隻を最後に新型DEの建造は行われておらず、護衛艦隊への『むらさめ』『たかなみ』型の就役に伴って玉突きされた『はつゆき』型護衛艦が地方隊に転籍されています。かつて『たかつき』型等が辿ったのと同じ道ですね。
現在護衛艦隊に籍を置いている『はつゆき』型は、舞鶴の『みねゆき』『はまゆき』(共に第3護衛隊群第3護衛隊)と呉の『まつゆき』(第4護衛隊群第8護衛隊)の3隻です。今後『たかつき』型の護衛艦隊への就役に伴ってどれがどこの地方隊に転籍されるかは想像の域を出ませんが、呉の『まつゆき』は同じ呉の『のしろ』(呉地方隊第22護衛隊)の後継、舞鶴の『みねゆき』『はまゆき』が舞鶴地方隊の『たかつき』型2隻の後継とされる可能性があります(何てったって定係港が同じ)。
ただ、現在の防衛大綱では地方隊を7個護衛隊とすることになっており(現在は8個護衛隊)、現在の中期防で1個護衛隊が廃止されて完了します。現在2個護衛隊態勢を持っている佐世保・舞鶴・大湊のいずれかから1個隊が解隊されると思われますが、地理的重要性や所属護衛艦の艦齢等を考えると、『たかつき』型2隻を持つ舞鶴の第24護衛隊か、これまた旧型艦である『ゆうぐも』を抱える大湊地方隊の第25護衛隊辺りが対象となる可能性は否定できません。
ブラック・タロン
- ↑大湊の第25護衛隊と第27護衛隊は、宗谷海峡での監視任務が主に大湊地方隊によって実施されているため、解隊されることはないと思います。
また、佐世保地方隊も対馬海峡の監視任務があります。
ですからたぶん舞鶴の第24護衛隊が解隊されるのではないでしょうか。
ちなみに第25護衛隊はゆうぐも廃艦後もあぶくま型を編入することで存続するようです。
ochara
- むう、すごく地味な話題になっている(^^;
確かに主任務の必要性でなら、ochara氏の言われる通りだし、
そうするのが正しいと思います。
しかし、大湊には学校が無いので、ひょっとすると削られて
しまうかも知れませんよ。(舞鶴の方だとは思うけど)
# 海自の話ではないのですが、舞鶴に学校のある某組織では
# 色々あって現地の組織に負担がかかってくるのです。
# 海自は人数多いから関係無いかな?
露西亜艦まにあ
- うーん、確かに地味だ(^^;
露西亜艦まにあさんの言われる通り大湊には学校がありませんが、もともと他の地方総監部に比べて乗員の充足率がかなり高い(だいたい90%)上に、最近くも型2隻がいなくなって乗員定数の少ないあぶくま型1隻しか編入されていないので、さらに充足率が高まり(ほとんど100%!)人は余っているような状態です。
ですので人数的には大丈夫だと思います。
マイナーネタですいませんm(_ _)m
ochara
- 舞鶴の術科学校は特に艦艇に負担のかかるような学校では無いのでは無いでしょうか、第4術科学校といって、おもに主計の方の教育を行なう所ですし。
ooi