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戦艦と駆逐艦と巡洋艦の違いはどこにあるのでしょうか? シンタ |
- WW1より後という事でしたら、ワシントン条約及びロンドン条約について
調べていただくのが手っ取り早いかと思います。
艦種を分けるキーワードとしては、主砲の口径、排水量等があります。
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- 戦艦はとにかく敵艦隊を撃滅することが主任務です。
よって強武装・重防御。速力・航行性能は二の次です。
ただし、必然的に図体がデカくなるため、
普通に設計すればそれなりの航行性能はもれなくオマケで付いてきます。
巡洋艦はむしろ航行性能に重点が置かれます。
このクラスは遠隔地あるいは長期行動の任務にあたることが多いためです。
他にも主力たる戦艦を護衛・援護するため、
戦艦以上に機敏に動き回る必要があることもあります。
前2者に比べると駆逐艦の歴史は浅く、
日露戦争の前くらいからです。
もとは魚雷の発明以後、近海において脅威となった水雷艇を駆逐するための艦で、
そのため駆逐艦と呼ばれるのです。
その後、使い勝手のよさから水雷艇の任務を引き継ぎ、
性能の向上によって巡洋艦の任務さえも引き継ぎ、
文字通り艦隊のワークホースとなっていきます。
行動圏がそれほど広くない日本では
巡洋艦以下も強武装に重きを置くなど、各国の事情によって相当異なりますが、
おおむねの目安として。
勝井