1592 |
規模の違いであることはわかるのですが、艦船の機関部(エンジン)には人が常駐して、機関の面倒を見てやらないと艦船は動かないものなのですか。飛行機や車両と同じように無人(オートマチック)に出来ないのでしょうか。 葉月 |
- 出来ないと言う事は無いです。
機関の艦橋からの遠隔操作やメンテフリー等の試みは行なわれていますし、ある程度実用になっているものもあります。
ガスタービンやディーゼル機関などの普及もありますし、特に民間船舶等では省人化の試みはかなり大胆に行われております。
とは言え、いざって時、故障等のトラブル時に面倒を見る人は必要になってくる訳でして、そう言う場合にマンパワーを他所の部署から持ってくるわけにはいかないので、それなりに必要な配員をせざるをえないのだと思います>完全にオートマチックにならない理由。
ooi
- 概ね、ooiさんが述べられていますが、飛行機や車は、
基本的に時間単位ええとこ日単位でしか連続運転しま
せんが、船は数日間から、数週間の連続運転はざらです
し、発電機や補助ボイラー、造水機などのメイン
エンジン以外の機器も複雑なので、完全な無人運転
は難しいようですね。
SAW
- 船によっては、電機士とか造氷士という配置がある場合が
あるようです。
大きな船体を利用していろんな機材を搭載してる船がある
ようですね。
そうなるとそれを扱う人員も必要になるのでしょう。
SAW
- 機関士は、航海士同様1日3交代〜4交代で変わりますが、ワッチ中に常に機関室にはいません。点検や作業、計測以外は管制室と言われる機関室内の部屋にいます。ここは防音で、各種計器や警報があり一目で故障がわかるようになっています。これは軍艦も同じだと思います。また、船橋に専用のディスプレイがあり、そこに各種計器の数値が映し出されます。(これは、ない船もありますが)
と言うわけで、機関室内に機関士が常駐していなければならないと言うことはないのです。
GO