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帝国海軍の潜水艦には3本の潜望鏡があると聞きましたが、それはどんな種類のものが積まれていたのでしょう? イイゴウ |
- 学研の「伊号潜水艦」によると、
昭和始めまでの潜水艦は「攻撃用」「航海用」「夜間用」の3種類を装備するのが普通だったようです。
その後の潜水艦は、三型の「攻撃用」、四型の「夜間・航海兼用」の2本を装備するようにかわったみたいです。
源五郎
- 追加質問。その「夜間・航海」用潜望鏡ってどんなものなんですか? 広角だとか赤外線とかの装置がついていたんでしょうか?
イイゴウ
- 再び同書から。
攻撃用潜望鏡は頭部が小さく出来てるようです。ご質問の「夜間、航海兼用」型は大型対物レンズ(1.5倍と10倍の変倍式)のついたもので、頭部の大きさは縦横とも攻撃用の倍ほどもあるもののようです。
源五郎
- ゴミ>
現代の潜水艦の潜望鏡には赤外線を利用した暗視装置が標準装備としてついていますがWW2当時の潜水艦には無論このような装備はなかったと思います。
ぬらりひょん
- 旧海軍の潜望鏡は原宿の東郷神社の「潜水艦殉国碑」に一本だけ残っているそうですよ。
海中四型のものらしいです。
Jabo
- 呉市の、『船の資料展示「収蔵展示施設」』にも、日本海軍の潜水艦潜望鏡が展示されていると記憶しています。
潜望鏡を搭載していた艦がなんだったのか覚えていませんが、見学した時、潜望鏡の説明のパネルの絵は伊16で、一緒に展示されている模型は潜特か甲型改だったような・・。もう一本あるみたいです。
masaki ogasawara