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現代の軍艦は、核シェルタ−になってるのは本当なのでしょうか? turugi |
- 核シェルターというか、多くの軍艦にNBC防御(放射性物質、生物兵器、化学兵器などを艦内に取り込まないようになっている)能力があります。
(N)
- どっかで「被ばく後(?)を想定して噴霧機で艦を洗浄している」みたいなキャプのある写真を見たことがあるのですが、そうなんでしょうか?
無知野郎
- それでは、核爆弾が直撃した場合はどうなるのでしょうか?
turugi
- 直撃を食らったら助かりません
SUDO
- もう20年くらい前ですが、私のいた造船所で1隻だけ米国の沿岸警備隊規格(USCG)の商船を建造したことがあり(なぜその船主がそんな船級を取ろうとしたのか、また日本の造船所に発注したのか不思議でしたが..)公試運転の項目に放射能洗浄装置試験というのがありました。彼の国は商船でも準戦時想定規格なのか、と感心した記憶があります。イラン−イラク戦争(このとき同造船所の新造船−湾岸航路のタンカーは次々に船腹に日の丸を描きました)よりも前の話ですので今はどうなのか?の話ですが。
およそ船は想定される全ての気象・海象-軍艦であれば打撃−下にその能力が必ず維持されるように努力設計されていて、放射能汚染環境下での行動というのも設計条件となっているものです。自衛艦においてもそうです。
原発の風下にある建物に摘要する建築規則がないのは不思議だなあと思うものです。
IWA
- 核実験の目標として旧日本海軍が保有していた戦艦長門が使われて
核爆発に耐えたということがありますが現実的には通常艦艇が直接
核攻撃を受けた場合爆心地からの距離の問題はありますがまず助からない
でしょう。爆心地付近でならば船は別としても中の人間は一瞬で蒸発すると思います。
ゼンガー
- >6
艦が蒸発しないのに、中身だけが蒸発はありえないでしょう。
焼夷効果は主にアルファ線ベータ線によって起こります
船は一般に金属製ですからこれらはほぼ完全に遮断できます。
で問題はガンマ線。生物は一定以上の放射線を浴びると、
どっかの機能(細胞組織?遺伝子?)がやられて死に至るらしいので、
問題はこちらですね。
ガンマ線を防ぐには数センチの厚さの鉛が必要です。
いわゆる核シェルターはガンマ線対策も施されているはずです。
taka
- よく「長門は原爆実験に耐えたが徐々に沈んだ。中に人がいれば沈没は免れたであろう。だから長門は素晴らしい」みたいな文章を見かけるのですが、同じ時の原爆実験で目標にされたネヴァダなどは、二回の実験でも沈まなかったと聞いたことがありますが、最初の文章のように長門はそんなに素晴らしかったのですか?
無知野郎
- ↑まあ、蒸発はなくともそれに近いものは起こり得ませんか?
ゴミに近いですが金星は温室効果によって地表の温度が摂氏500度と
聞きますこの状態で可燃物を大気中に取り出しますと一瞬で炭になるとか
金星の大気はほとんど酸素が含まれていないのでそのようなことが起こる
と学生時代に読んだ本にありましたが。
ぬらりひょん
- 表面に近い区画だと上のような自体が起こるかもしれませんが中のほうはそう暑くはならないと思います。何故ならば細分化された防水区画が断熱してくれるからです。γ線だって艦の内部では装甲板やらでかなり弱くなるのではないでしょうか?
Alphabette
- まあ、ここで
NUCLEARとかBIKINIをキーにして検索すると宜しいかと思います
http://www.fas.org/search.html
私は原子力とかには全然詳しくないんですが、直撃とか爆心地近辺で大丈夫だとはとても思えませんね。
SUDO