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戦記物や架空戦記のマンガを見ていると、噴進砲で大量の敵機を仕留めていますが、実際に効果のある代物だったのでしょうか? 吠える狂気 |
- 英国や日本が用いた対空ロケットは無いよりはマシでしたが
効果的な兵器だったと言い切るのは難しいと思います
SUDO
- 戦訓所見では非常に有効だったとされています。使用した側に満足があったという事はそれなりに有用だったのでしょう。
BUN
- 私見ですが、無理して仕留めなくとも威嚇して追い払えたら(あるいは手もとを狂わせることが出来れば)十分だったのではないでしょうか?BUNさんが挙げている例もそういう効果を評価したんだとおもいます。
たちばな
- Uボートが増大する連合軍の航空脅威に対抗するため
数種類の対空ロケットを実験していますが、いずれも
とりやめになってます。
その理由ですが対空機銃に比べると効果が薄かったり、
操作に難がある等の理由が挙げられてます。
興味深いのは潜望鏡深度での発射実験が
行われているものもあることでしょうか。
Uボートの対空ロケットは撃墜よりも攻撃阻止や
急速潜航までの時間稼ぎといった側面が
強いように思います。
北方不敗
- ご回答、ありがとうございました。
吠える狂気
- 墜落まではいかなくても、機体塗装が燃えて使用できなくなった機体がかなりあったそうです。
後、噴進砲は一種の弾幕兵器ですから「ロケット炸裂炎をくぐった敵機」を撃墜扱いにしている可能性は高いです。
カーフ
- でも、我が方で記録している「噴進砲による撃墜機数」というのは全然少ないんですよ。
tackow
- ↑エンガノ沖の瑞鶴や伊勢くらいですよね?噴進砲による撃墜の記録が残っているのは。
Take
- ざっと確認した限りでは、噴進砲によるエンガノ岬での撃墜機数は2機+α程度です。このとき、小沢艦隊全体の撃墜機数として50機以上は記録されているので(もちろん、どちらも我が軍がカウントしたものです)、割合としては少ないと判断できるかと思います。
端的に言って、噴進砲は「三式弾」と同様な効果(敵味方にも)だったのではないかと考えます。
tackow
- なるほど……一種の弾幕兵器・牽制兵器だったのですか……
引き続きのご回答、ありがとうございます。
吠える狂気