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1420)の続きです。「伊勢」や「日向」を空母に改装するのは割が合わないというのは分かりました。では「千歳」と「千代田」は水上母艦の時からすでに軽空母に改装される計画があったのでしょうか? 占守 |
- 千歳は空母改造を前提に建造されたと聞きます。よって空母への改造が一年あまりで完了することが出来たのでしょう。千歳のみならず、瑞鳳や隼鷹も空母改造を前提に建造されたのは言うまでもありませんね
ナガト
- ナガトさんのおっしゃったとおり、千歳型は空母への改装を考慮して設計されています。
水上機母艦時代の千歳型の写真を見ていただくと、中央から後方よりに屋根のようなものがありますよね。これは機銃甲板と呼ばれていたそうですが、空母改装時には飛行甲板の構造材となる予定だったそうです。
A-140
- 戦前、日本海軍は2通りの空母候補艦船を建造しています。
1)水上機母艦、潜水母艦など補助艦船
2)建造費用の6割(だっけ?)を海軍で負担するかわりに、
有事に空母改装を考慮した構造を導入した豪華客船群
確かどちらも6隻ずつ、計12隻の空母候補艦船が予定されてたと思います。
勝井
- 「6隻」・・・「豪華客船」・・・。
BUN
- 手持ちの資料で調べてみましたが、空母改装用として用意された艦船は、
補助艦艇:大鯨、剣埼、高崎、千歳、千代田(瑞穂、日進)
客船:橿原丸、出雲丸、春日丸、新田丸、八幡丸、あるぜんちな丸
(ぶらじる丸、鎌倉丸、秩父丸、浅間丸)
となっていたようです。(カッコ内の船は実際には改装されませんでした)
3>助成金は建造費の最大6割だったようです。
A-140
- すみません、訂正します。鎌倉丸は秩父丸が改名したものでした。もう一隻は龍田丸です。
A-140