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初めて投稿させていただきます。 日本と欧米の戦艦を見ていて思ったのですが、 何故、日本海軍の戦艦は、あのように艦橋が高いのでしょうか? また、艦橋が高いことによる利害はあったのでしょうか? 吠える狂気 |
- それは、できるだけ遠い敵艦を視認できるようにしたためです。
ご存じのとおり、長門型以外はトップに10m側距義(大和型は15m)が設置されています。それは、敵より早く発見し敵の見えない距離から砲撃を加えるためです。
しかし、側距義の位置が高ければ高いほど揺れます。ローリング(横揺れ)にせよピッチング(縦揺れ)にせよ、船体中心で1°揺れれば側距義が高いほど、側距義の傾斜角度は大きくなるのです。
武蔵はスタビライザーを搭載したため、大和が砲撃できない悪天候の中でも砲撃できたそうですが、他の艦はどのような対策をしたんでしょう?
GO
- 1>側距義の位置が高ければ高いほど揺れます
ゴミですが、航行中の大和に潜水艦からの魚雷が命中した際、船体部では負傷者どころか命中に気がつかない人も大勢いたのに、艦橋トップでは振動のため負傷者だらけだったという逸話がありますね。
T216
- >1
細かいことですが、「側距義」は「測距儀」でしょう。
井中かえる
- あ!本当だ。間違えました。井中かえるさん、ご指摘ありがとうございます。
GO
- ご回答ありがとうございます。
成る程、艦橋が高いのはその様な訳があったからなのですね。
しかし、大和級には船員の方たちが苦労する話が多いですね。(^^;;
吠える狂気