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今回の不審船への射撃について、「海上保安庁の巡視船が撃った)20ミリ機関砲は貫通するだけなので、自沈の可能性が高い」と『首相周辺』が語ったそうですが、海保の装備している機関砲弾は、全て炸薬が入っていない金属ムクの弾なのでしょうか。 また、巡視船/艇は射撃レーダーなどは装備していないと前に聞きましたが、すると今回のは目測と直接照準だけで命中させたということなのでしょうか。 Sampon |
- ゴミですが前回の不審船騒ぎの際に海上保安庁の巡視船の
射撃シーンがありましたがあの時発射されていた銃弾は綺麗な火線を
発していたのでおそらく曳光弾と思ったのですが今回発射された弾も
曳光弾だったのではないかなーとか思ってます。
トラバント
- >目測と直接照準だけで命中させた
射撃統制電探がないといっても、そんなに遠距離じゃないでしょう。
揚収された乗員の死体が着けていた救命胴衣に韓語文字が書かれていたというので北○鮮かもしれませんが、ちと手際が悪すぎますね。最初は中国からの密航船かと思ってました。
居眠り将軍
- 弾に炸薬が入っていないのなら、なんであの不審船が火災を起こすのですか?いたるところから出火していましたが・・・
>2 私も北○鮮に船だと思います。中○の船だったら、さっさと投降していると思います。以前不審船騒ぎがあったとき(その時は中○の船でした。)船はさっさと投降して、乗員は全員逮捕されました。
ちなみに、その時船が入った港は母親の親戚の方の使ってた所だったりする・・・私も10年くらい前、小学生のころに遊んだこともありました。(滝汗)
Take
- 巡視船いなさ と みずき の20ミリバルカン動力砲塔は、
ブリッジ上の暗視装置によって管制されているようです。
なるべく正確に「狙撃」することにより人員殺傷の危
険性を少なくして停船させることを目的とした装備の
ようですので、砲安定装置や、なんらかの測距装置(
レーザー?)が組み込まれている可能性は否定できない
と思われます。
海保が炸裂弾を使用しているかどうかは判りませんが、
単なるトレーサーでも、可燃物を発火させることは
可能と思われます。
SAW
- >3 弾に炸薬が入っていないのなら、なんであの不審船が火災を起こすのですか?いたるところから出火していましたが・・・
こういうことは言い出すと切りがないかなという自戒の念はあるんですが、あの火災は「偽装」という可能性もあるんではないでしょうか。以前までの日本側の対応を考えると、びびって拿捕の手が弱まる…という期待は十分持てるんではないかと。
こしょく
- ↑(不審船からの出火について)
乗り込んでいた人間が北○鮮の工作員だとすると拿捕されることを恐れて
自爆(自沈)した可能性があります。
仮にも工作員であるならばそれなりの『覚悟』はあるでしょう。
例え生きて捕まったとしても中々口を割らないかもしれませんし、下手
すれば舌を噛んだり、歯に仕込んだ毒で自決するくらいはしでかしたかも
しれませんが。何にしろ今回の政府の対応は(一応)独立国として当然
のことなので気にすることないですがね。
トラバント
- >3 全部曳光弾だと思います。あそこで炸裂弾の必要もありませんし。
にわとり
- 少し補足すると、金属ムクの弾にも曳光弾があり今回撃ったのはそれではないかと私も推測します。また不審船の火災ですが、偽装というよりも証拠隠滅の可能性が大きいと思います。巡視船から最初の射撃を受けた際に「逃げられそうにない」と判断し、やばい荷物や証拠品を甲板上で焼却後、再び逃走したのではないかと。
epitaph
- 成程、証拠隠滅ですか。確かにこしょくさんの言う通り、考えればきりがありませんが、epitaphさんの言う証拠隠滅の線が強そうですね。参考になりました。有難うございます。
Take
- >>Sampon氏
とりあえず射撃に関して。
最近の海保の船にはJM61(スペックダウン型M61)の改造型が用いられています。
ついでに言うとFCS 付き。
(どこで作ったかは想像に任せますってゆか作れるところは1社のみ)
>余談
これはあくまでも余談なんだけど、航空からのFLIR反転映像みて驚いた。あれ…も
しかしなくとも画像誘導装置付きのなんかを発射できるFCS 映像なんですが、海保
ってそんな武装持ってたのかな。
ちょっと程度が低いけど、明らかにポイントスキャン式のロックオン機構が入って
る。カメラの安定機構とはとても思えないです。
sorya
- >10
それは不審船中央を追っかけていた四角いキューの事ですか?
タイ駐在員
- >>タイ駐在員氏
四角い奴はJM61改のFCS(少なくともリンケージ)映像でし。
戯言で問題視(?)したのは航空機映像のクロス(+印)のほうでし。
ASM に一般的に用いているポイントスキャン方式でも行わないと、あの位置でレチ
クルがロックすることがありませぬ。
sorya
- >12
P3Cも追跡してたのではありませんか?
あの位置まで出張ってきそうなのはそれぐらいじゃないかと思うのですが。
ルージュ
- >海保の20mm機関砲JM61
少なくとも2種類あります。
一つは人力で銃座を旋回させるタイプ(音叉型の肩当てとハーネス付き)。照準も直接目視。今回の『あまみ』に搭載されてるのがそうです。こいつは別の船でですが実際に触ったことがあります。JM61-Mの形式名が付いてて、発射速度は450〜500発/分程度に落とされてます(オリジナルは6,000発/分)。
もう一つは四角い密閉シールドで覆われてるタイプで、今回のでは『あやせ』が装備していたような。soryaさんが書かれたFCS付きってのはこれ? 高速特殊警備船が装備していると記憶しているが、他の巡視船にも配備されつつあるのか?
ちなみに、両タイプは海上自衛隊も装備しており、前者は掃海艇(艦)と特務艦『はやせ』(元掃海母艦)、後者は50t型ミサイル艇が装備しているはず。
ブラック・タロン
- ↑間違えた。『あやせ』じゃなくて『いなさ』でしたね(;^_^A>巡視船
ブラック・タロン
- >>ルージュ氏
P3Cだったら良いんだけどねぇ。しかし、少なくともP3Cの映像であの手のモノを見
たことがないというのが1点。もし海自が撮影したとして、公開されたビデオに撮
影:海上自衛隊」と書かれていないのかが分からないのが2点。この疑問がどうし
ても晴れない。(SAR付きのサーブ340だと思ってるんだけど)
で、もし海保にP3C があったと仮定してしまうと(実際はともかく)、海保の航空機
に画像誘導もしくはビームライダー系の武装が装備可能な訳で、それは今後問題に
ならんのかな。と。まだ海保のレベルでは使用不可能だし。>そーゆーの
>>ブラック・タロン氏
FCS 付きのあれ。この前の不審船騒動がある前から海保は予算要求しております。
予算が付きはじめたのは比較的最近の話だけどね。
ちなみにFLIRは民生用の流用です。
もっともFLIRに民生用もあったもんじゃないが(笑)
sorya
- >FCS 付きのあれ。
「みずき」にも搭載されています。
「きりしま」は従来の口径50のようですね。
SAW
- 「停船」を目的とする射撃の場合、なるべく炸裂弾は用いないという国際慣例(国際法?)が存在するようです。
SAW
- あと「しきしま」の20ミリバルカン砲塔は上面に潜望鏡様の突起物がついた
独特の形状をしています。
大きさから見ると無人砲塔のように思えます。
SAW
- >10
soryaさま
>ちょっと程度が低いけど、明らかにポイントスキャン式のロックオン機構が
>入ってる。カメラの安定機構とはとても思えないです。
私が以前に航空用カメラ・スタビライザの開発に関わっていたころ、
そーゆー機構の追加を検討したことがあります。
その後私は異動になったのでどうなったかは知りませんが、カメラの
安定機構ということも一応考慮に入れて良いのではないかと思います。
たかつかさ@壊れ中
- >20
上述の、私が開発に参加してたものは海上保安庁向けでは
ありませんので念のため。>諸氏
たかつかさ@フォロー
- >16
あの映像を見返してみたのですが、妙にロールが早かったので(5秒で90度くらい?)
固定翼機ではなくシュペルピューマ等のヘリだったのではないでしょうか?
機首にそれらしい物を付けている機体があった気がしますが
果たしてあの天候でヘリを運用できたのか、搭載している艦艇が
現場に居たのかどうかはは判りませんが。
ルージュ
- >>たかつかさ氏
それは考えたんだけど、現在の主流がフレームマッチングによる電子的な画像安定
なので、わざわざあそこまで手の込んだ方法を用いる必要性があるのかな。と。
もし、ポイントスキャンタイプのスタビライザを本格的に作り込んでしまったら、
ハードウェアの金額が結構馬鹿にならないです。機械的追従性の問題からですが。
勘としか言いようがないんだけど、なーんかスゴイ違和感を感じてたり。
とりあえずは、カメラのハードウェア安定を程度の低いポイントスキャンで行い、
表示部分を電子的に安定させてる。で、ハードウェアの安定をあのレティクルで示
しているのかな…と、できるだけ思うようにしています(笑)。
sorya
- 昼間の映像ではビーチかサーブらしいスピンナーが映ってましたよ。
鹿児島及び那覇にFLIR付きのビーチクラフトが配備されています
のでそのどちらかではないかと思っています。
海保のHPの地図では現場と鹿児島空港まで320マイル程度のよう
ですので充分往復可能なように思われます。
シュペールピューマは羽田航空基地(「しきしま」搭載ではない)
が不審船乗員の遺体輸送に使用されていますが、現場まで奄美
でも200マイルほどもあることやシュペールピューマを通常
運用する巡視船が「しきしま」1隻であることから、名瀬あたりで
PLH「りゅうきゅう」のヘリより引き継いだのではないかと
想像しています。
SAW
- ↑「羽田航空基地所属」ですね。
シュペールピューマは鹿児島まで不審船乗員の遺体を
運んだようです。
負傷した保安官は、奄美まで「りゅうきゅう」のヘリ
が運んだようです。
SAW
- みなさん、回答ありがとうございました。海保の船にもFCS積んであるのですね。しばらく家を留守にしている間に沢山書きこみがあり、みなさんの関心の深さが分かりました。
Sampon
- といってもFCSの積んである巡視船の数は二桁に乗るか乗らないかの数。
だから長崎から「いなさ」が福岡から「みずき」が応援に出動したんですね。
SAW