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素人な質問ですいません。軽空母についてです。 ある架空戦記本に『魚雷は図体のでかい兵器で「竜驤」には始めから積み込まれていない』というのがありました。 これは本当でしょうか? 本当だとしたら、他の軽空母(「鳳翔」など)も積んでいなかったのでしょうか? どうかよろしくお願いします。 12式戦爆 |
- 第二次ソロモン海戦に参加した龍驤は、零戦24機、97艦攻9機を搭載しています。
南太平洋海戦時の瑞鳳も97艦攻6機を積んでいます。
マリアナ沖海戦でも軽空母は艦攻(天山に機種更新)を搭載し、米艦隊への攻撃に参加しています。
というわけで、全く搭載していないわけではありません。
ただ、艦攻は図体が大きいので、軽空母に多数は積めません。
Take
- ジャワ作戦の頃龍驤搭載の艦攻は、魚雷を搭載していなかったため水平爆撃を行っていた
記憶があるので、あながち間違いでは無いと思いますが、ミッドウェイ以降軽空母が正規の
艦隊型空母とともに作戦を行うようになっておりますので、航空魚雷を一回戦分程度は
積んだのではないかと愚考します。あとは詳しい人に任せます。
なお、就役時に航空魚雷搭載能力が無い空母が後に魚雷を積むようになるのは米空母の
レンジャー/ワスプの例もありますので不可能ではありません。
大塚好古
- takeさん、大塚さん、ありがとうございます。この話では南方作戦時で、97式艦攻で水平爆撃を行っています。その後は大型艦に話が移るので、分からないのですが。
12式戦爆
- 他の軽空母で魚雷を積んでいたのか、いなかったのかは知りませんので、答えにはなっていませんが・・
例えばマリアナ沖海戦時雷装にて天山艦攻を発艦させたのは、「大鳳、瑞鶴、翔鶴」と「龍鳳」となっています。といっても、「龍鳳」は2機だけでした。他の空母は艦攻を搭載していましたが、偵察、誘導に使用されました。
南太平洋海戦時の「瑞鳳」発艦の艦攻は、索敵に用いられています。その後「瑞鳳」被爆により、「瑞鶴」に着艦し、攻撃にも参加しています(爆装)。
川崎学
- 小説中の「龍驤」がいつの龍驤かわかりませんが、図体のでかい兵器だから積み込まないのではなくて、雷撃機を小型空母から発進させることが戦術的に無くなったから積み込まないというのが正解でしょう。格納スペースの問題ではありません。積もうと思えば積めますし、調製もできます。
BUN
- 皆さん、ありがとうございます。ちなみに小説の時期は昭和16年10月、角田覚治指揮下の四航戦での話です。
12式戦爆