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WWII時のドイツ海軍の大型艦は高温高圧缶を搭載していたため、故障が多かったと聞きましたが、なぜ機関を高温高圧化すると故障が多くなるのでしょうか? 機関そのものの仕組みも充分に理解できているとは言いがたいですが、気になりますので教えていただけないでしょうか? A-140 |
- ボイラー技師の教科書でも見るのが早いんですが
単純に言うと、蒸気機関は缶で発生させた蒸気をタービンなりレシプロなりの機械に送って仕事させます
まあ、大出力蒸気機関とは、その配管に潜在的に何万馬力ものエネルギーを内包しているという事です
そしてそれを高温高圧で送れば効率は良くなりますが、配管にかかる負担も大きいのです
蒸気機関の配管は消耗品ですんで
弱ってくると、漏れたり弁が壊れたりと厄介な事が起きるのです
そして蒸気は目に見えないので気が付くのが遅れたりするのです
適正なタイムテーブルにしたがって寿命を計算出切れば良いのでしょうけど
恐らくそう言った問題を充分にクリアできていなかったのでしょうね
勿論、缶や機械にも負担は大きいので、入念に検証しておかないと
予想外の事故を起す可能性も有ります
SUDO
- 機関の構造については、自分で調べてもう少し勉強してみます。ありがとうございました。
A-140