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三年式12.7センチ砲と89式12.7センチ高角砲。この二つが12.7センチ両用砲となるには射撃指揮装置は当然として、ほかにどんな技術研究がひつようになるのでしょうか? ウグイスダニ |
- 89式高角砲は別に対空専用ではなく充分に対艦兵器としても使えるので(松級駆逐艦で採用)、既に対空対艦の両用砲と言えると思います。
それがなぜ大々的に使用されなかったといえば、記憶で書いているのですが三年式が嚢砲(装薬を布の袋に詰める)、89式が莢砲(装薬を銅製容器に詰める)なので、貧乏な日本海軍は銅の大量消費をしぶったのが一つだと思います。また、89式もD型(夕雲級以降採用)で高仰角射撃が可能になったので、実戦に遭うまではこれで十分航空機にも対抗可能と思っていたのではないでしょうか。
12.7センチ対空砲をさらに高威力にするものとして五式12.7センチ高角砲(仮称一式〜)があるので、足りないものをあげるとすれば量産技術ではないでしょうか。これ以上は私の手には余ります。
井中かえる
- >89式もD型(夕雲級以降採用)
三年式の間違いですよね?
taka
- ↑ 間違えました。3行目の「89式」は「三年式」です。
井中かえる
- 三年式は先述の通り薬嚢式ですが、これだと高仰角における迅速な装填は望めません。三年式の場合、まずは薬莢式に改める必要があるかと。
tomo
- For anti-air craft purpose, you need to turn the gun fast enough to track fast-moving aircraft.So, you need a lot of power diverted from the ship's power plant to swing the gun.
Vinegar-Joe