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1345 はじめまして。
第四艦隊事件の後、海軍は多数の艦艇の補強工事を行っていますが、
本事件を仮想敵国に知られないよう努める中で、少額とは思えない
これら工事費用をどのように捻出したのでしょうか。

また、これらの工事がなければ、本件に費やした資源(費用やドック
時間など)を用いることで、太平洋戦争開戦時の海軍保有戦力は
史実より大きくなっていたという主張を何かの本で読んだ記憶が
あります。ロンドン条約有効期間中のこれら補強工事のために
実際に起工が遅れた艦艇は存在するのでしょうか。

鎌田

  1. 補強工事で起工が遅れるというのは

    A:竣工が遅れたという意味でしょうか?
    B:改設計等で遅れたという意味でしょうか?
    C:補強工事でドックが埋まっていて次が作れない

    Aなら最上型や初春型なんかが実質的に当てはまり
    Bは初春後期や千鳥後期がそれぞれ白露・鴻に艦型を改めたのが相当するでしょう
    Cは微妙ですが、条約で数量制限があった事からそれほど切迫はしていなかったとも考えられます
    もしもコストやスケジュールで影響があったとするなら戦艦の改装なんか意外とあるかもしれません

    またリソースの消耗ですが、結果的にあれが無かったら日本の艦艇は行動力が小さく、転覆し易い弱体な物となったでしょう
    それは多少の頭数による利益を覆す可能性も充分にあります、よって無駄だったとも思えません

    またリソース消耗で言うなら日華事変とかの方が影響大きいと思いますね
    SUDO

  2. SUDOさん、ご回答ありがとうございます。

    文字通り「起工」で
    >C:補強工事でドックが埋まっていて次が作れない
    の意味でした。


    >またリソースの消耗ですが、結果的にあれが無かったら日本の艦艇は行動力が
    >小さく、転覆し易い弱体な物となったでしょう
    真珠湾攻撃...北太平洋の荒波で沈没艦続出により中止
    だと大変ですね。

    鎌田


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