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中途半端などとボコボコに言われる航空戦艦「伊勢」「日向」は 海外ではどう評価されたのでしょうか? やはりボコボコに言われたのでしょうか? Take |
- まず、「ボコボコに」言われるほど知られてはいないでしょう。それに「中途半端」といいますが、大和型はもちろんのこと30ノットを叩き出す金剛型や40センチ8門搭載の長門型といった化け物連中に比べるのは可哀相です(^^;)。3万トン級戦艦としては決して駄作ではなく、敵に回せば充分な脅威であったことは確かだと思います。
ささき
- この2隻の場合、実際に予定された用法で使用されたことが無い(航空機を搭載したことが無い)ので、本当に中途半端だったかどうかは誰にもわからないと思います。
この場合問題なのは、この2隻を改装して、それを有効に使える状況を作り出せるかどうか、ということを海軍が真剣に考えていたかということでしょう。台湾沖でこの2隻の搭載機を逐次投入しているようでは、きちんと考えたかどうかは疑問ですが・・・・。
まあ、航空戦艦という発想は面白いと思いますよ。改装がもっと早ければ、格納庫を利用した輸送(北号作戦でやってますが)でソロモン戦に参加、なんてことがあったかもしれません。
A-140
- 「妙な案」として紹介されている事例は多いようです
別にそれをむやみに貶したりはしてないと感じますが
SUDO
- 艦そのものの評価じゃないんですが、エンガノ岬沖海戦では両艦の艦長を高く評価してましたね。
ハルゼー曰く「老練なる艦長の回避運動により、ついに一発の命中弾を得ず」とか。でも、その当の伊勢の中瀬艦長は「ぼくは老練な艦長どころか、新前艦長だったんですがね。」とのコメントを戦後に残しておりますが。
そう言や、昔の雑誌のプラモデル紹介に出てたんですが、戦後のアイオワ型改装案で後部主砲塔を取っ払って、そのスペースにハリアーの格納庫と飛行甲板くっ付けるってのがあったそうです。
ゴミレスでした。
tomo
- 伊勢級、「両生類」なんて言われ方もしてたみたいですね
アイオワ改草案は世界の艦船98年12月号でも紹介されてました
伊勢級を髣髴させる航空戦艦仕様です
他にもミサイル戦艦案などもあったみたいです
星芋
- ↑フェーズ2改装案ですね。
ハリアーもですが、後甲板ド真中に大量のVLSを埋め込むことも
計画されました。
ミサイル/ハリアーの搭載量については
複数のプランが存在するためはっきりしたことは言えませんが、
ミサイル搭載に片寄った案、逆にハリアー搭載に心血を注いだ案、
当然折衷案もあったようです。
勝井