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旧日本海軍の空母とアメリカ海軍の空母を比べてみると、排水量あたりの艦体サイズが日本の方が小さいような気がします。 例えば、翔鶴(約25000t)とエセックス(約27000t)でエセックスが2000tしか重くないのにサイズ的にはずいぶん大きいです。ホーネットと雲龍でも排水量はほぼ同じでサイズはだいぶ違います。 これは、どうしてでしょう? サイズアップ=体積アップ=排水量アップと思うのですが。 防空巡 |
- アメリカの空母は飛行甲板や格納庫などの船体上部の構造が、日本の空母に比べ軽くできていると何かの本で読んだような気がします。又憶測ですがアメリカでは溶接加工が多用されているので、当時の日本のリベット加工によって造られたものより、船体も軽くできたのではのではないでしょうか?
どなたか詳しい方のご指摘をお願いします。
わか
- エセックスの排水量が27000tではない、というその直感が正しいのです。
BUN
- 基準排水量でなく、満載排水量の差ということでしょうか?
Take
- 我が国とあちらの国では計算方法が異なるらしいのではっきりとした事はいえないのですが、軽荷重量ではエセックス級が約24000t、翔鶴型が約25500tと殆ど一緒です(むしろ翔鶴の方が重い)。
で、寸法面から見た場合には(水線長×幅×喫水)
エセックス級:246×28×8.25@32.500t
翔鶴型 :249×25×8.55@27.500t
ですから、船形の差を考慮しても、それ程変わらないのでは。と思うのですが。
tackow
- ↑ど素人意見なんですが、水線長付近でサイズがほぼ同じでも上の構造物の体積が
違うと言う事はないんでしょうか?アメリカの駆逐艦や防空艦はトップヘビーぎみ
だったと聞いた事があるので、空母も日本の空母に比べて頭でっかちと言う可能性
はないんでしょうか?(仮にサイズが大きいとした場合の話です)
taka
- ガキのときにプラモで比べて、だいぶ水線上の体積が大きかったです。おそらくわかサンとサンの言ってることが答えなのかもしれません。BUNサンの意味深な回答も気になります。レキシントンのように公式な基準排水量と実際のそれとが違うということでしょうか?
防空巡
- たぶん、エセックスの27000tってのは公称数値です
確か第二次ロンドン条約のエスカレータ条項に引っかかるかと
次に翔鶴の方が装甲が厚いです、これに米空母の開放型格納庫という特徴をあわせて考えれば
翔鶴の方が水線上の図体が小ぶりになるのは有る意味当然かと思います
排水量とは水線下の容積ですから上を見ても意味はないのです
SUDO
- >排水量とは水線下の容積ですから上を見ても意味はないのです
それは(さすがに)解ってます。上がでかい=下もでかいと自然に考えていたので。確かに装甲厚が変われば、容積あたりの重量もちがってきますね。みなさんありがとうです
防空巡