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十三号艦はバルバスバウを採用する予定だったのでしょうか? 世界で初めてバルバスバウを採用したのは戦艦大和ですが、八八艦隊の十三号艦の完成予想図を見ると明らかにバルバスバウと思われる船型をしているのです。 フェアリーダー |
- 13号艦へのバルバスバウ採用という話は故福井静夫氏の著作などに見られます。
ただし現在広く流布している13号艦のイラストも福井氏によるので、イラストと記述の整合は13号艦へのバルバスバウ採用の根拠とはなり得ないのではないかと思います。ただし福井氏の著述は先輩造船官からのヒアリングによっている部分が少なくないので、13号艦にバルバスバウを採用するような動きはあったのかも知れません。もっとも、個人的には13号艦は、船形や18インチ砲搭載の是非を含め疑問が多く様々な記述は眉に唾する必要があるのではないかと思っています。
なお、大和は世界で初めてバルバスバウを採用した艦ではありません。規模こそ小さいですが、日本艦でも大和型に先行して翔鶴型空母などに採用されています。
外国の例まで遡ればもっと遡れたと記憶しています。
奈良の人
- 十三号艦の細長い船体に46cm砲を搭載しても平気なのか?
というのが、素人的な考えですが
ともかく仮設計したような艦で実際にあの形で建造される可能性は低い、というのが一般的な見解だと思います
「激しく前方突起のバルバスバウ」は大和が最初で、横方向のみの突起のバルバスバウは翔鶴で見えますね。(大和より遅いですがアイオワも)
星芋
- バルバスバウについては1205番もどうぞ。
(N)