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ミリタリー雑誌、ミリタリー系サイトを見ていてよく軍艦・航空機・戦車の内部構造イラストを目にします。それも最新鋭の。新大東亜共栄圏というHPにはアムール級潜水艦の内部構造図が貼り付けられおりました。スペック、性能表も一緒に。 (http://www.eurus.dti.ne.jp/~freedom3/newpage31.htm) 何故、このような機密事項を明らかに出来るのですか。そこで自分が思うに @兵器ビジネスを展開するうえで自信をもって商品PRを行うため。 Aライバル国を牽制。力のプレゼンスを図る。 …からでしょうか? 更に、疑問なのはこれらの内部構造図の出所はやはり兵器メーカー当事社なのでしょうか。それとも軍事アナリストの分析・想像によるものなのでしょうか。 越谷 |
- この内部構造図がどれくらい信用できるものか、どこが主な情報源かよくわからんけど、兵器の存在自体秘密にすることが多かった旧ソ連時代でも、日本の軍事関係雑誌にミグ戦闘機の推定内部構造図なるものが載っていたりしたものでした。開発・生産国の当局が公表しなくとも、機体の外形から分析したり様々な情報をかき集めたりして、空気吸入口(インテイク)の内部やらエンジンの種類など推測し、よく知られている西側戦闘機のデータとも比較しながら、スペックや内部構造を推定していたものです。インテイクの形からおよその最高速度を推定したりすることもできるわけです。故・青木日出男氏(謙知氏の父)はそうした分析でかなり評価が高かったようですが。参考までに。
アリエフ
- あの図面はノスバルジェニエが出している宣伝パンフに載っているやつですね。これらの要目・図面は
一般にも配られる販売促進用なので軍事機密に反しない程度に書かれています。因みに海外の
ミリタリートレードショーで商売の話をするときには、綾椎個室に招待されてより詳しい資料が
貰えます(笑)。
大塚好古
- こういうものは、輸出用に作られたパンフレットのものを、転用したものと考えていいでしょう。アムール型に限らずセヴェロドヴィンスク型やボレイ型、212型、214型もカットイラストが公開されています。
ただし、ロシアのもので注意をしなくてはいけないのは、輸出用の性能は国内用のワンランクダウンしたものだと言うことです。ですから、公開されている数値が、どちらのものを転用したものかをよく知っておくべきでしょう。
GO
- 細かい話の上に論点には関係ないことですけど。
青木日出男→青木日出雄。
ノスボルジェニエ→ロスボルジェニエ(ロスヴォルジェニエ)。
ですね。
便利少尉
- 回答いただき感謝いたします
越谷