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WW2時代の艦船で銃器コントロール(遠隔操作)や通信器に駆動用モーターとしてセルシンモーターが多用された様ですがどーも動作原理が良く解かりません、現在でも使用されている様ですが呼び方が違うのでしょうか? 伊太風1 |
- 送信側と受信側のモーターを電線で繋げて、発信側を回すと受信側の界磁が磁化して、回した分だけ回転する。という仕組みであったようです。
あと、蛇足ですが、セルシンモーターを使った角度指示装置は「角度式通信装置」と呼ばれていて、あくまでも角度を伝達するだけで銃座なんかの駆動には用いられてはいません。
tackow
- 補足、、「軍艦メカ開発物語(確か)」に作動原理が詳しく書かれていたと思います。
tackow
- ここでしたか、捜しました。
昔、船舶用航法機器メーカーにいたのでセルシンは何回も取り扱いました。
通常、送り側のモーターに交流を接続し、そこから5本(6本)の電線を
受け側に繋ぎます。
私が扱ったのは、電波方向探知器にジャイロコンパスからの方位情報を
繋ぐための物と、NNSS(衛星を利用した測位機器)にヘディング
情報を入力するためのものです。
普通は送受ともステータに3相のコイルを巻き、ロータに単相の交流を
つなぎます。ステータにはロータの位置に応じた電圧が誘起されますので、
これをロータに印加した交流と一緒に受信側に送ります。
受信側では送信側に対応する端子に接続すると、ロータが送信側と
同じ角度になるように回転します。
NNSSなんかでは、受信側にモーターを使わず、ロータとステータの
信号の電圧と位相を検出して、コンピュータで計算します。
ジャイロコンパスの1回転がセルシンの1回転では無いです。
精度を上げるためギアで減速しますので、出航前にジャイロの角度と
合わせる必要があります。
kazz
- takowさん、Kazzさん回答ありがとうございます。
「軍艦メカ・・」も読んでいましたが私の疑問が細部すぎる為か?、はたまた、知識不足の為か?良く解かりませんでしたがご回答により少しは理解出来た様に思います。
伊太風