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1235 前回質問した時、丁寧に答えてくださり本当にありがとうございました。

自分は昔、友人の家で20mmCIWSファランクスの発射シーンのビデオを観たんですが、
実験用の台船に載せられたファランクスに対艦ミサイルが近づいてくるとファランクスは起動し、しばらく連射した後、命中してもいないのに勝手に横を向いて機能停止してしまい、しばらくしてから命中爆発しています。
友人はこれを見て大した自信だなぁと言っていましたが
もし破壊できなかった場合、自信満々に機能停止したファランクスは突っ込んで来たミサイルによって台船と一緒に海の藻屑ですよね・・

ファランクスには対艦ミサイルの破壊に必要な弾数がインプットされているんでしょうか?
もしそうなら何年か前に海自のファランクスが米海軍のイントルーダーを撃墜していますが航空機の破壊に必要な弾数を計算して撃っていたんでしょうか?



ひろ

  1. 武器装備の項でも少し話題になっていますが
    機関銃はあまり連続射撃が出来ません(勿論出来る物もある)
    ファランクスの場合は初期型で約1000〜1500発の弾倉を持っていますが
    これを全力射撃した場合20秒で撃ち尽くします
    よって、一回当たりのバーストは60〜100発に設定されているそうです

    具体的な性能や諸元は英文ですがここのがわかりやすいでしょう
    http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ship/weaps/mk-15.htm
    SUDO

  2. ああ、すっげ説明不足だな

    つまり、バーストで射撃して、当たらなかったと判断したらまた次のバーストって感じで断続的な射撃を行い
    一回当たりのバースト射撃で使う弾丸数は破壊力や命中率、そして機銃の耐熱性等から求められた数字になっている物と思われます
    SUDO

  3. SUDOさんありがとうございます。
    早速翻訳してみます。
    1バーストが60〜100発だと最高で15機〜25機撃墜できる計算になりますね・・・1機1機を確実に撃墜するまで撃ちつづけるより機銃の性能から決めた1バーストづつに分けて、より多くのターゲットにねらいを付けていくという仕組みになっているということですね
    ひろ

  4. ええと、もうひとつ。この手のCIWSは大概、目標と同時に弾道を追尾して、照準を修正する方式(クローズド・ループ)方式を採用していますが、ファランクスの初期型ではその修正が段階式であったと言うのも理由かもしれません。
    (N)

  5. ありがとうございます
    1バーストを1つの塊として目標に向かわせるということですね
    落ちなかったらもう1バーストと段階的に当てていくと言う形でしょうか

    ひろ


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