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急降下爆撃と航空機による雷撃、狙われる側から見てより危険なのはどちらでしょう? 西国人T |
勝井
水線下に穴があいてしまうわけですから・・・
攻撃前であれば狙われている艦種によると思いますが。
JT
少年タイフーン
爆撃で装甲の下の機関部にまで被害が行った例もあります
雷撃によって舷側近辺の人員が吹き飛ばされた事例もあります
単に「平気だと思い込める」だけの度胸や経験の問題に過ぎないのではないのでは?
それにこれは配置場所云々よりも個人の資質や感情の問題だと思います
SUDO
どっちなんでしょう?
両方の話題が出ているので「艦」のことで
戦艦ならば、急降下爆撃では撃沈が難しいです
真珠湾の米戦艦を撃沈するには800Kg爆弾の水平爆撃か魚雷が必須
と判断されていましたし
でも、まったく安全かというとそうでもないですよね
戦艦にだってアキレス腱はあるので、急降下爆撃で大損害を受けることだってあります
(大和ですら、機関部に命中した爆弾の起こした火災は最後まで止められなかった)
よって、戦艦にとっては急降下爆撃よりは雷撃が危険でしょう
水線長も長いのでそれだけ雷撃の的になりますし
反対に小艦艇にとっては急降下爆撃の至近弾でも大損害、撃沈すらありえます
一発の命中での撃沈もあります
それに一般に急降下爆撃の方が雷撃より命中精度が高いといわれています
(これは国や時期によって違いますが)
雷撃をこうむれば撃沈される、急降下爆撃でも撃沈される
となったら命中精度から考えて急降下爆撃に狙われるほうが危険といえると思います
難しいのが空母です
一発の急降下爆撃で発着艦不可能になる恐れがあります
一方、雷撃では他同様撃沈される可能性があります
ミッドウェー海戦のようにわずか2発の爆撃で撃沈された空母もあります
どっちが危険か? とは出しにくいと思います
星芋
西国人
早期警戒から見たら雷撃が厄介
対空射撃では急降下爆撃の方が阻止しやすいかもしれない
最終的な対応の厄介さは艦艇や艦隊の持つ防空戦力の特性や艦艇の性能や規模によって異なるでしょう
SUDO
説明不足で文句いわれたんで補足ね
>早期警戒
急降下爆撃も雷撃も
混成でないならば、自らの一番優位になる高度で進行することが可能です
もし混成であるなら早期警戒のおける対処の難易度は変わりそうも無いですから
この場合は、各攻撃隊が別個に、戦術手段を選択した場合ということです
この場合(混成集団と比較して)単純に言うと高度を上げるか下げるかです
これは時と場合によって大きく異なりますが
敢えて言うなら
高度を上げるという選択肢を取れるのが急降下爆撃
高度を下げるという選択肢を取れるのが雷撃だと言えます
それを選択するかどうかはまた別の問題ですが
実際に大戦末期に警戒網に対して比較的成功した突入を果たした事例は
低空進入を狙った神風や雷撃機が多かったと思えます
>対空砲火
対空砲火は目標の未来位置を狙います
緩降下しつつ低空を進む雷撃機を狙う場合、仰角と方位角の二つを変化させないと狙えません
便宜上仰角を除外して考えましょう
衝突コースを進む両者は見かけ上の方位角は変わりません
雷撃は衝突コースではありません、投下された魚雷は衝突コースですが、機体は違うのです
つまり対空射撃の追尾は左右に動く事になります
急降下爆撃でも現実にはそうなのですが、その左右への動き量は小さくなります
よって機銃による照準と追尾は雷撃のほうが多少難易度が高くなります
実際には射撃距離における仰角の修正も雷撃のほうがより複雑になります
そして高角砲による阻止ですが、これも基本的に同じ事です
高度変化に対するタイマーの修正が困難なのは事実ですが
敵機の接近にともなう砲弾の飛翔時間とそれに対する設定の問題ですから
実際上大した違いは無いものと思います(もっともブレーキ開かないで突っ込んでこられたら困るが)
まあ、これらは対空戦力のウェイトが高角砲主体なのか機銃主体なのか
射撃指揮装置の能力や電探照準の有無
更には襲撃してくる飛行機の性能で大きく変化すると言えますが
ってよう、みんなここに書いて突っ込んでくれよぅ・・・
SUDO