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大和級戦艦などに採用されたバルバス・バウ、 何時頃から研究が始まったんでしょうか? 木造船では加工が難しそうですから、鋼鉄艦時代に入ってからのこととは思いますが。 勝井 |
DashMax
「イタリア巡洋艦史」のトレント進水時写真にバルバス・バウが見えます。
カーフ
Googleで「bulbous bow」「first」で検索したら出ました
1929年竣工の大型客船ブレーメンだそうです
SUDO
http://www.jsanet.or.jp/d5-7lowerright.html
だそうです
SUDO
masaki ogasawara
1915年頃までの戦艦の場合、喫水線の下部が前方に突き出ていてるのは主に艦首の浮力対策です。
>本題.
衝角のせいか浮力対策のせいかハッキリ分かりませんが、水面下の形状によって造波抵抗が減少する事に関しては経験上、どの国も漠然と理解をしていたようです。
(このシステムが完璧に解析されたのは1950年代に入ってからのことです)
だから実際に形状を決定するには模型を作って実験するしかありませんでした。
「大和」に関しては十数種類の形状を模型船を使って実験し、あの形状に決定されたようです。
なので研究に関しては開始が1920年代、終了が1950年代ということで如何でしょ?
きん
幅細のまま前方に突き出しても、大した浮力は得られないのでは?
突き出しには見かけの全長を大きくして、速長比を稼ぐ効果が有る様ですが。
それから、艦首入水角は垂直のものが抵抗が少ない事が知られていた様です。
>何時頃から研究が始まった
バルバス・バウの研究というか船型、艦首形状全般の研究の中で艦首を球状にする
と抵抗が少なくなることが発見された訳で、SUDOさんご紹介のHPにある人物
が色々模型を作成して研究していたのは結果を発表した1911年より前という事
になります。
しゃるほ
「朝日」だったかの進水シーンの油絵もあったなぁ。
バツ