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今の米海軍空母は全ての機を艦内に収容することが出来ず いくらかは常に甲板上で雨ざらしになっていると言うのは 本当でしょうか? (ヨーグモス) |
ニミッツ級は90機弱を搭載可能なように設計されていますし。現在のCVWは回転翼航空機を含めても70機そこそこでしか編成されていませんから、詰め込めばハンガーに全部入るのではないでしょうか。
ただ、晴天時などは、あまりハンガーに詰め込むと作業がしづらいので、甲板に出しておくことが普通ののようですが。
Sparrow
実際に見た感じや寸法からは、格納可能な機数はいいところで50機位ではないでしょうか?
tackow
ちなみにニミッツ級の格納庫デッキは208.5×32.9×8.1メートルです。
計算したらギリギリ詰め込んでもF−14(14機)とF/A−18(36機)は全部は入りませんでした。
ゆゆゆ
アリエフ
あれを見ると、塩害の凄さが分かりますね。空自のF15は綺麗だったのに。
ツカドン
また、航空自衛隊や米空軍の基地公開で米海軍の艦載機(F14、F18など)を見たことがありますが、塗装の荒れや腐食はなくきちんと整備されてました。
アリエフ
ボクが「ニミッツ」を見学したときは、全ての艦載機がそのまま積まれてました。日米ガイドラインの見直しのときに、米軍が「圧力」として日本近海に派遣した「ニミッツ」を日本各地で一般公開したことがありました。そのときの感想です。甲板に所狭しと艦載機が並べられていたのは壮観でしたよ。
そうそう、今思い出したんですが、特にF14は特に汚かったように覚えてます。FA18は比較的綺麗でした。機体が古いからなのか、それともF14だけが甲板で野ざらしにされてるからなのかは、ちょっと判断しかねますが。ただ、大きくてかさみがちなF14は、甲板に雨ざらしにされることが多いって、どこかで聞いた記憶があるような、ないような・・・。
ツカドン
ヨーグモス様憶測で申し訳ありません。
>6,7
ミッドウェーの後釜としてやってきたのはインディペンデンスですね。
それと、甲板上に展示してあったF-4は、トウイングや消火救助等の訓練用の機体ですね。
こいつは、インディと一緒に本土に帰ってしまったため、現在F-14がその機体として使われています(機体はエンジン等のないハリボテ)。
ツカドン様がニミッツがご覧になられたF-14もそのような機体だったのではないかと思いますが。
それとも、F-14は全て汚かったのでしょうか?
Sparrow
>http://www2s.biglobe.ne.jp/~ships/cv11.htm
ガンヘッド507
NBC戦下やそれが想定される戦場で行動する場合は(汚染された飛行甲板の汚れを洗浄する訓練をしている写真では、飛行甲板上に航空機は無かった様な・・・)搭載機はどうするんでしょう?
やっぱ、無理矢理詰め込むのかな?それでも野ざらし?あるいは海中に不法投棄?それとも空中待避??
tackow
実は、あまりの汚さに、最初は整備訓練や消火訓練に供されるハリボテかとも思いました。 けど、エア・インテイクにエンジン保護用のカバーがついてるんです。だから、恐らくエンジンを搭載してるのでしょう。
それから、ノズルもついてました。横須賀基地の一般公開で、インディペンデンス上のハリボテのF14も見たんですが、ノズル無しの上に保護用のカバーもありませんでした。
さらに、ボクの目に付いた限りではありますが、全てのF14が汚かったと記憶してます。
以上を踏まえると、あれは生きてるF14だったのではないかと思うのですが。
ただ、これはあくまでもボクの記憶と、それに基づいた推測です。あの日、ニミッツを見学した方が他にもいらっしゃると思います。1997年9月21〜23日に一般公開され、マスコミも熱心に報道してました。その方の意見も是非伺いたいです。
ツカドン
GO
(ヨーグモス)
アルミ・・・・・・材料工学的に言うと錆びますが、鉄の様に赤く錆びるのではなく、白くざらざらに錆びる状態です。また普通は鉄ほどには早く進行しません。アルミの中の純アルミは、錆びたり腐ったりしない、加工しやすいといった点では優れていますが、強度の面では合金にだいぶ劣ります。
ステンレス・・・・錆びないことを目的に作られた合金です。市販の安い合金とかの中には、ステンレスと称していても実際はステンレスで無く、錆びる極悪な物も結構あります。気を付けましょう。
ジュラルミン・・・ロシア人(記憶が薄い)が、コストの割りに強度が一番高い合金として開発し、特許を取った物です。
超ジュラルミン・・・・アメリカが開発し、航空機に幅広く用いられているもので、具体的にジャンボジェットでは,胴体外板,主翼下面板,カウリング等に用いられています。しかし、銅を多く含むため耐食性に劣ります。
超々ジュラルミン・・・アルミに対する亜鉛含有量を、超ジュラルミンよりさらに高くしたものです。住友重工が開発し、航空機構造材料の主要部材となっています。零戦に初めて使用されました。超ジュラルミンより寿命や強度が倍近く違いますが、耐食性は劣ります。そこで、実際に航空機に用いる際には、表面に純アルミを張り合わせて複合材料として使用されます。軍用機はどうかは知りません。
超ジュラルミンも、超々ジュラルミンも、ジュラルミンの「コストの割りに強度が一番高い」という特性を引き継いでいるかは知りません。
ザイドリッツ