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大戦末期、日本本土沖のハルゼー大将指揮の第三艦隊に英空母が4隻含まれていたと思いますが、主にどこを攻撃していたのでしょうか? ドレッドノート |
過去ログにも類似のスレッドがあったようなので御確認を。
能登
(5.04) 空母 Formidable と Indomitable が沖縄沖で神風攻撃により損傷。
(5.09) 同上
(6.14) TG 111.2(空母 Implacable, 護衛空母 Ruler、軽巡4、駆逐艦5)トラック島の飛行場を無力化のため空襲。
(6.15) TG 111.2 トラック島の施設を空襲。
(7.16) 英高速機動部隊 TF37( 戦艦1,空母4,軽巡8,駆逐艦18) が米第三艦隊に参加。
(7.17) 東京地区の飛行場を空襲。
(7.18) 横須賀海軍基地を空襲。魚雷艇28号を撃沈。長門、魚雷艇256号、110号輸送艦、標的艦矢風、特設駆潜艇225号を損傷。
(7.24) 空母 Formidable, Indefatigable, Victoriousからの攻撃機が空母海鷹(しまね丸)を損傷
(7.28) 瀬戸内地方を空襲。海防艦4号を伊勢湾で撃沈。海防艦30号を由良沖で撃沈。
(7.29) 戦艦1(King George V)と駆逐艦3が浜松の艦砲射撃に参加。
(7.30) 戦艦1と駆逐艦3が浜松の艦砲射撃を完了。本州中央部を空襲。帝立丸(帝国船舶 9,877総トン 触雷擱座中)を舞鶴沖で破壊。
(8.09) 海防艦天草と稲木を女川(宮城県)沖で撃沈。2隻の軽巡が釜石の艦砲射撃に参加。
(8.10) 本州北部の海上交通、飛行場、鉄道を空襲。特設駆潜艇第6拓南丸を女川沖で撃沈
IWA
実は戦争末期、私の町に改装空母「しまね丸」が疎開していて攻撃を受けたんです。
今月の町の広報に「空母しまね始末記」が載っていて、それには英軍機の飛来はなく、また日本近海への英空母の配備も無いと書かれていたので、疑問に思い投稿しました。
英軍機の攻撃については、女川湾の空襲、茂原基地の空襲などは文献で読んではいたんですが、「しまね丸」空襲は見落としていました。
「始末記」には、攻撃機はヘルキャットとヘルダイバーとありますが、英軍機による攻撃であれば、シーファイア、ファイアフライ、コルセア、ヘルキャット、アベンジャーなどが英空母の主な搭載機なので、ヘルダイバーの目撃があるのであれば、米軍との混成編隊かなとも思います。
多分、空母攻撃は英軍機によるもので、ヘルダイバーはコルセアの見間違えではないでしょうか?
数日後に空母の周辺に多数の機雷が投下されていますので、それは米軍機による攻撃と思われます。
とにかく、当時の周辺住民にとっては空襲などは遠くの出来事であり、空母攻撃はまさに青天の霹靂といった状況で、大混乱であったようです。
早速、町のホームページに投稿して確認したいと思います。
ドレッドノート
空襲時の写真が以下にあって、説明は”The devastated carrier Kaiyo after the British attack”とあります。
http://www.microworks.net/pacific/battles/end_of_japan5.jpg
in
http://www.microworks.net/pacific/battles/end_of_japan.htm
「しまね丸」のマストの話が以下にあります。
http://www2.famille.ne.jp/~kurimata/tabi07.html
IWA