当時の艦隊決戦は日米共に自軍の制空権下で行うものとされていますので、内南洋で戦えない場合、日本側は陸上基地の航空隊を投入できないという点でその戦力を大きく削がれることになります。
ＢＵＮ

ＢＵＮさんのそれと基本的に同じ事なんですが、近いということが全てです

近海で戦うということは、発見してから迎撃するまでの時間が長いということでもあり
それは出撃した艦が敵と遭遇する確率が高くなる
敵のルート次第では最善の場所で待ち伏せを仕掛けることも可能かもしれません
近い場合、低速艦や航続力の短い艦でも作戦参加できますし
高性能艦艇なら高速発揮も可能になり、それは戦闘参加機会の増大に繋がります
また、敵が後退したとしても、安全圏まで離脱するのに時間がかかるので追撃の戦果も多くなります
また遠距離進出する艦隊は補給の問題も生じますから、それは当然ですが敵艦隊の行動を縛ることになります

進出距離の大小ってのは、かように様々なレベルで影響するのです
ＳＵＤＯ

日本近海で艦隊決戦行う意義、主にその決戦に動員できる航空戦力の絶対数（基地航空隊や陸軍航空隊も動員できる）や補給線の短縮、将兵の心理的安堵感（背水の陣ともとれますが）等ではないでしょうか。反対に敵側は動員できる航空戦力が空母艦載機のみになり、かなり航空戦力に差がでてきます。また補給線が長くなりやすく簡単に退路・補給線が断たれやすい。そして追撃戦にうつった場合、敵側は長駆して侵攻してきている分、脱落艦が出やすい。また心理的不安や疲労、志気にも影響が出てくるのではないでしょうか。
げるぐぐ

「日本近海」で決戦するという方針が本当にあったのですか？
ＢＵＮ

小笠原近海で決戦するという話がなかったでしたっけ？
Ｔａｋｅ