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1168 すみません。長い間気になっていたことです。
第一戦速、最大戦速、両舷全速、この3つに違いはあるのでしょうか?
どなたか、教えてください。
隙間風

  1.  「戦速」は戦闘速度の略で、18〜30ノットまでの間を第一から第五まで区切って用いていました、つまり、第一戦速は18ノットになります。第五戦速の上に最大戦速が設定されています。戦闘速度の下には、強速とか微速なんかが用いられていましたね。
    tackow

  2. 海上自衛隊及び日本帝国海軍の艦船は、
    微速、半速、原速、強速、第一〜○戦速、最大戦速、一杯。
    の順に速度が速くなります。
    海自護衛艦の場合、微速の下に最微速がある場合があります。
    艦種によって各速度のノット数が違うことがあるようなので帝国海軍でも同様だった可能性があります。
    同じ護衛艦でも最高速力が違う護衛艦が存在するので、第三戦速の次が最大戦速だったり、第四の次が最大だったりする場合があるようですし、当然最大戦速や前進一杯の速力はその護衛艦の性能によって違います。
    前進一杯の場合、主機の耐久性を無視した出力なので主機が壊れる危険があります。(緊急用出力ということ)
    海自の場合「両舷前進○速」というオーダーは強速までで、戦速は「第ニ戦速」あるいは「ふた戦速」などとオーダーしているようです。
    「両舷全速」という海軍(海自)用語はわが国には存在しないようです。
    「オールアヘッドフル」「フルアヘッドツギャザー」の訳語と思われますが
    商船でも、出入港時と巡航時の「フル」の速力は違いますし、米海軍の場合、フルの上にフランク(このあたり記憶幾分あいまい)という速度段階があるようなので、海自(帝国海軍)の最大戦速と同じ意味かどうかは、場合によって違うように思われます。
    又、フィクション作品の場合、作者のレベルが低い場合は、深い意味なく「両舷最大戦速」「両舷全速」などと「威勢のいい掛け声レベル」で使用される場合もあるようです。



    SAW

  3. ゴミ...
    私は最大『船』速派なのですが、これでも間違いではないんですよね。
    しゃるほ

  4. 残念ながらしゃるほさんが言われる「最大船速」なる海軍(海自)用語は聞いたことがありませんし、自衛艦内の表示でも見かけたことはありません。
    私が聞いたことがないだけで、このような用語を使用する海軍(海自)関係者がいないとは断言はいたしませんが。

    商船関係のHPではいくらか散見されますが、彼らは英語を多用しますので、日常的に使っているかどうかは、わかりません。

    又、SFもののHPではかなり多用されているようですが、この世界では個人的には「コース○○。マーク○○。ワープ×。」と指定後に「エンゲージ」と言って発進したいと思っています。(笑)
    SAW

  5. え〜と、「伊58潜帰投せり」(学研文庫)の用語解説には
    潜水艦では原速力は普通一二ノット、二ノット増す毎に「強速力」「一戦速」「二戦速」「三戦速」と言う順序になっている。最大速力一六ノットの艦なら二戦速以上では走れないということになる。
    とありますが?
    これが正しいとしたら、水上艦(艦種によってかな)は違っていたのでしょうか?私もぜひ正解が知りたいです。
    Jabo

  6. 回答していただいた皆様、ありがとうございました。
    いままで第1戦速のうえが最大戦速だと勘違いしておりました。それに両舷全速という言葉が実は使われてないということもはじめてしりました。
    大変勉強になります。重ね重ねありがとうございました。
    隙間風

  7. 低速艦の場合は、第一戦速の次が最大戦速というフネもあるかもしれません。
    海自潜水艦「なだしお」は強速11ノット程度(水上航行時)で衝突事故を起こした記憶がありますが、同艦の水上航行時の最大速力は12ノット程度だったように記憶しています。
    (厳密に言えば、「後進原速」「後進一杯」がかかっていたので衝突の瞬間の行き脚は、ほとんどなかったらしいですが。)
    SAW


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