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もしよろしければ教えてください。 昭和に入り、旧海軍の艦艇の性能を2/3の公試状態を設計時の基準としていたとのことですが、他国の場合(特にアメリカ)でもやはり基準というものはあったのでしょうか。 日本の計画性能に比べかなりアバウトな気がするものですから。 過去に同様な質問がありましたらご容赦ください。 まーだ |
つまり目安とする状態というのは存在します
また同様に公試状態とか、公試排水量というものも国によっては存在します
これらが、本当に現実的な性能の指標になったかどうかはともかくとして・・・
計画性能に対してアバウトな結果が出るのは
極論するなら『そんなもんで良い』とされていたからです
まあ、努力目標みたいな物ですね(言い過ぎ)
ちなみに、昭和期の日本軍艦艇が神経質なほど計画性能の発揮に苦心したのは
それまでの艦艇は余程良いコンディションでないとカタログ性能を発揮できない事が多く
軍縮によって個艦性能の追求に注力するようになってからと考えても良いでしょう
何しろ、如何なる時でも計画性能を発揮できる事って文面が出て来るんだもん(笑)
SUDO
一例をあげればアイオワ(BB61)は軽荷の過負荷出力(機関出力120%)で35.4kts、満載(機関出力100%)で約31ktsを発揮したと記録されております。
当時のアメリカの場合計画排水量は基準より重く、常備より軽い状態なので、戦時において計画速度が出ないのはある意味当然だと言えるでしょう。
偽師匠R+
質問者です。