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どうして魚雷が命中すると速度が下がるんですか? のど飴 |
火薬の爆発の衝撃波等が船体を凄まじい力で叩きます
結果、船体は大きく破損します>破損の度合いは命中した場所の強度や炸薬威力等で異なります
この破損は魚雷が当たる場所、つまり水線より下で発生します
結果として、船体水線下はズタズタに切り裂かれた外板がめくれ上がり抵抗になり
破損個所から水が大量に入ってきて浸水し、船体が沈み込み、水線下部分の増大となり抵抗が増加し
船体内部に抱え込む重量が浸水量の分重くなり馬力重量比が悪化し
外板のみならず、大抵は被雷個所付近の船体強度を受け持つ部材も破損するので強度が低下し、高速発生時の水の抵抗に耐えられなくなり
高速発生に伴う抵抗の増加は破損個所や必死に食い止めている防水隔壁に一層の水圧をかけることになり被害が拡大し
一般に船舶のエンジンや推進装置は水線下にあり、場合によってはそれらが損傷する事もあります
被雷の衝撃で燃料パイプ等が損傷する事で火災が発生する事も有ります、高速で航行すると、火事を強風で扇ぐのと同じですので速度は出せなくなります
以上のような理由から、速度が出せなくなったり、落さざるを得なくなると思っていただけると良いかと思います
勿論、これらの全ての被害が発生するというわけでは有りませんが
SUDO
普通には燃えない物と思っていたのですが。灯油とかの燃料パイプはなさそ
うだし。(空母には航空燃料用のパイプはありそうですね)
bluefish
Take
それがね、結構っていうか意外と有るんですよ>火災
武器とか機関はグリースべったりだったりするし
可燃物はかなり多いんです
SUDO
被雷の衝撃で、電路や燃料系パイプが損傷して、油脂が気化したものに引火という例もあるそうです。特に煙路は高熱を持ってますし、缶の蒸気(300度くらい?)が漏れて可燃物が爆発というのもあります。
能登