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映画「火垂るの墓」で主人公が父親の乗艦する巡洋艦(確かレイテで沈んでしまった高雄型の内の一隻だったと思います)を観艦式で見たという回想シーンが有ったのですが、実際にあのような観艦式は有ったのでしょうか。夜間で軍艦マーチが軍楽隊により演奏されており、巡洋艦には電飾がなされていました。 ケンスケ
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- 因みに、火垂るの墓に出てくる巡洋艦は、摩耶です。
勝井
- 摩耶は神戸川崎重工製で、艦名は六甲山(♪六甲颪さっそうと〜)の海から見て目立つ支峰の名称に由来します。電飾した船(帆船、自衛艦)も昔からみかけますので、海軍記念日かなにかにそういう市民向けの催しがありそうに思います。ちなみに主人公が死ぬ駅は神戸三宮駅で、どうもその場所そのものらしい、上部に装飾のついた柱が現存します。駅舎は阪神大震災でもびくともせず、鉄道省が大昔に海からの艦砲射撃を想定して要塞のようにつくったのではないかと勝手に想像していています。
IWA
- 劇中のそれは、昭和11年10月、神戸沖で行われた観艦式が該当すると思われます。
夜間は艦隊側の電飾やサーチライトがきらめき、軍艦をかたどった花電車などが往来した写真や記録が残っています。
昭和4年も神戸で観艦式がされてますが、映画の内容とそぐいませんので、昭和11年でいいんじゃないかなと思います。
じょーぢ
- 雑学ですか・・・派手な飾り付けを「まんかんしょく」といいますが、これは「満艦飾」、つまり観艦式などで軍艦を旗などで飾りつけた様子を言う言葉からきています。
はしもっちゃん
- 訂正。 「雑学ですか・・・」→「雑学ですが・・・」
はしもっちゃん
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