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イギリス空母イラストリアス型[大戦中の装甲空母です]を調べていましたが石渡幸二氏の「名鑑物語」では五番艦のインプラカブル以降は下部格納庫の上のそれの半分で搭載機数は54機となっていますが「艦船のページ」というHPでは格納庫は上下とも同じ長さで搭載機数は72機となっています。どちらが正しいのでしょうか? ついでに36機搭載可能と言われるイラストリアスの実際の搭載奇数を教えてくれたら幸いです[記憶モードではタラント攻撃時は三十数機であったが沖縄では50機以上 積んでいたと記憶しています]。 のらねこ |
1〜3番艦が36機、4番艦が5割増しで54機、
5,6番艦が倍増72機というのが
一番知られている定数だと思います。
で、実際の搭載量はその時点で何を搭載してるかでも大きく異なります。
また、米艦隊のように潤沢な補給を受けられるのでなければ、
定数を満たせない場合もあるでしょう。
勝井
イラストリアス級1-3番艦:33機(+甲板繋止可能数:不明)
インドミダブル:45機(+甲板繋止可能数:20機)
インプラカブル級:48機(+甲板繋止可能数:24機)
格納庫の配置はインドミダブル以降が一層+半層です。インドミダブルと
インプラカブル以降では上下格納庫の高さが異なります。
出展はBritish Warships 1939-1945 Vol.1(1995)とNelson to Vanguard(2000)です。
大塚好古
tackow
また、「インプラカブル」以降の艦は搭載機の増加による重量増大のため、それまでの三軸推進を四軸推進に改め、機関出力が11万馬力から14万八千馬力に向上しています。
Take
ビクトリアス、フォーミダブル:54機(コルセア、アベンジャーなど)
インプラカブル:81機(シーファイア、アベンジャー、ファイアフライ)
インディファティガブル:73機(同上)
格納庫が2段の後期建造艦は、天井高さが低いためにコルセアの運用が困難であったようです。
tackow