1057 |
レイテ沖海戦で、航空戦艦「伊勢」ハ、44機も米軍機を撃墜したそうですが、「伊勢」よりも強力な「大和」、「武蔵」はあまり戦果がなかったように思えますが、どうなんでしょう。 エンガノ岬沖海戦で、「秋月」は沈没するまでの短い間に13機も撃墜。これって駆逐艦にしてはすごいと思います。他の海戦ではあまりこのような戦果は目にしませんが・・・。 伊-12-8 |
実際に落ちたのは6機です。まあ、そんなもんですから暖かい目で見てあげましょう。
大塚好古
tackow
勝井
伊-12-8
BUN
BUN
Take
Take
なお、艦船の戦闘詳報は艦橋において主計科士官や下士官が戦闘全般の流れについて記録した物を元に、各科各配置関係からの申告等を合わせて主計科でまとめられた公式記録です。特に捷号作戦や天号作戦関係のものを読むと、記述者、また乗組員などの苦闘・流血・叫びを感じることができると思いますが、書き手の個性云々はともかく、戦果の誤認を馬鹿にするような言い草や、艦橋でののんきなやりとりがあっただなかっただ言うのは、あの戦いで命を落とした方々、また命を拾われた方々を愚弄することになるのではないでしょうか?
潮部隊司令部
ただ、公式記録である戦闘詳報でさえ、数々読む中では個性を感じると言っているのです。また当事者の方に敬意は払いますが、それに傾倒するあまり一切の戯言は許さないという第三者の見解もまた異様です。私はどちらかと言えば真剣に戦闘詳報を読んでいる者ではないかと自認していますが、やはり首を傾げる箇所、その思いは理解できるものの、つい笑ってしまう記述などは存在します。繰り返しますが、私は戦闘詳報を読んで「笑い」ますし、場合によっては書かれた事実を大いに疑って読むことにしております。貴兄の様にやや文学的に味わいながら読む人間ばかりではないのです。それが公文書というものでしょう。
BUN
W.J.ホルムズ 太平洋暗号戦史 妹尾作太男訳 ダイヤモンド社 1980 から
「日本軍は戦闘中の観察を基礎とした戦闘報告をチェックする組織を有していないことは明らかであった。日本軍の戦闘報告の大げさなやり方から、日本政府のいかなる機関も、戦果の評価を下そうとするには、大きな勇気を必要とすることが暗示されていたが、評価なしにはその後の計画と決定とは、危険な架空の数値に基づいて行われることになる。われわれ(ホルムズの評価課)の任務はただ真実を確かめることであったことに、私は感謝している。」
大井篤 海上護衛戦 朝日ソノラマ 1992 から
「われわれ(海軍参謀)は戦闘の現場にいるわけではなく、簡単な電報で判断するのである。電報にもっともらしいことをならべてあると、それを嘘だという訳にはいかない。具体的な根拠を持たずに”これはあやしい””これは信用できぬ”といい加減に天引きをやるわけにはゆかなかった」
IWA
Take
第2航空艦隊物資輸送にあたっていた筈ですが・・・
「桐」「杉」は24日の瑞鶴上空直援零戦の着艦失敗で海に投げ出された
整備員と搭乗員を救出するために捜索後、
「別」の機動部隊と合流!?
その後逃走して台湾着となっています。
クライスト
tackow
「桐」駆逐艦長川畑誠少佐の証言によると
その夜アメリカ機動部隊と合流後離脱したとあります。
「艦長らちの太平洋戦争」(光人社NF文庫、佐藤和正著)
クライスト
tackow
Take
伊-12-8