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初めて質問します。対潜弾(ヘッジホッグのような物でなく艦砲から発射される方の物)は実際に使われていたのでしょうか。開発されていたという話は聞くのですが、実用性があったのか、また戦果を挙げた例があるのか分かりません。浮上した相手ならともかく潜望鏡深度以下の目標に効果的とは思えないのですが daiyu |
潜望鏡深度=雷撃深度ですから、対潜弾を撃つことで雷撃体制を阻止できれば充分だと思うのですが。
能登
それから艦砲というものはどの程度まで近距離を打てるものなのでしょうか。潜水艦の雷撃距離は普通水上艦の砲戦距離よりも短いと思います。潜水艦の雷撃を妨害するにしてもある程度相手の近くに弾を打ち込む必要があるでしょう。砲に俯角をとらせるにしてもあまり大きくはとれそうもありません。よく取れて−10度でしょう。また弾道と海面との角度が浅くなると平頭弾と言えども跳弾の可能性が高くなるのでは。砲の最大射程はよく聞きますが最小射程(言葉として正しいのか分かりませんが)というものもあったのでしょうか
daiyu
北欧の軍艦とかに装備されている「対潜迫撃砲」というのは、
どういう仕組みなんですか?
豆腐ヨーカン
英語ならばanti-submarine mortarですかね。
便利少尉
豆腐ヨーカン
跳弾の可能性、大いにあります。特に近距離を射撃する場合には弾着観測の妨げになる場合が多いようですね。
>3
北欧ではないのですが、イギリスの「リンボー」なんかはそれに相当すると思います。
また、ホントの迫撃砲は、8センチのが大戦中に我が海防艦等に搭載されていました。曲射出来るので、跳弾が無かったのでしょうが、実戦では役に立たなかったようです。
tackow
遅発信管で、5秒と7秒のものがあったようです。
>最低射程
海防艦の前部主砲の水線面高さが約7メートル、12センチ高角砲の俯角が10度と考えれば、弾道が水面に突き刺さるのは約40メートルの地点になります。
が、会敵距離が1000メートルを切れば、機銃を先に使う気がします。
能登
砲種により若干の違いはありますが、概ね初速は遅く、最大射程は4000m程度。跳弾限界は俯角が3〜4度程度、射距離にして700〜800m程度です。
炸薬量がやや多く、貫徹というより炸裂効果を狙っているのが特徴でしょうか。
信管は対潜信管一型(遅延時間0or約5秒)同二型(同約8秒)が用意されていました。
ついでに、普通の12、7cm砲弾の跳弾限界は1000〜2000m程度で、その時の跳弾距離(池に投げた石の様に何度も跳弾するので)は4000〜5000mであったようです。
tackow
>7 能登さん たしかに40メートルまで撃てるとはいえそんな距離なら機銃を使うでしょうね あまり近いと体当たりのほうが早いかも
>8 tackowさん 対潜弾は初速まで遅いとは思いませんでした 確かに考えてみれば射距離も貫通力もそれほど必要ないとなれば初速も低くてかまわないわけですね
しかし対戦弾は今でもあるのでしょうか 一線級の潜水艦にはまったく無力でしょうが特殊作戦用のミゼットサブ相手になら使えそうな気がします きな臭い地帯の警備にあたるミサイル艇や大型哨戒艇に10発ぐらい積んでおけば役に立ちそうです 中途半端な性能でしょうが専用発射機も要らず、安上がりだと思うのですが
daiyu
手動って言うか半自動装填ならともかく
現在の小口径砲の多くは一種の弾倉を使った自動装填です
(でっかいアサルトライフルですな)
複数の弾倉を切り替えして弾種を変更したりも可能ですが
残念ながら哨戒艇級ですと、そういった高級な装備や大きな弾倉(っていうか複数の弾倉)を持っていないかと・・・
どうせ短魚雷や対潜ロケット弾ぐらい積んでるんだろうし・・・
SUDO