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ディーゼル型潜水艦の設計・運用の上限はどれくらいなんでしょう? イー400 |
可潜深度? 行動日数? それとも…?
勝井
失礼しました、排水量(大きさ)です。ある程度までは大きい方が有利だとおもっているんですが・・。
イ−400
tomo
ささき
とか、何かに書いてあったような気がする。
参考までに。
どんべ
それは内圧と外圧が等しい場合のことだと思います。潜水艦の場合は乗員をLCL漬けにでもしない限り(^^;)内部1気圧の空気充填で外圧に耐える必要がありますから、大きくなるほど容積:表面積比が大きくなり不利だと思いますよ。
ささき
水中で辛うじて形を保っている艦では、ドックの水を抜いたとたんに崩壊します。
つまり、造れない。(陳謝)
どんべ
ノースバーグ
ある程度大型化の限界の目安と言えるのかも知れませんね(過去に例外はありますが)。
大塚好古
機関が有利です。
従って、長期間の行動に適さない小さな船体の原潜というのは、機関の本領を発揮
出来ないお買い損兵器となります。
しかし船体が大きくなればその様なことは無いので、ディーゼル潜水艦は能力面で
太刀打ち出来なくなります。
それでも安く付くというメリットは変わる事は無いのですが、大型潜水艦は概して
水中運動性能で小中型艦に劣り、探知されやすく、的も大きいので、対潜艦艇との
1対1の果し合いの様な局面では組みし易い相手となってしまいます。
この点をトレードオフして得られるメリットが、原潜の場合は非常に大きく、通常型は乏しいのです。
潜水艦で使用出来る原子力機関というものが存在しないにも関わらず、超長期行動
能力が必要とされた場合は仕方なく現存するものより大型のディーゼル潜水艦が建造された可能性が有ると思います。
<結論>
設計・運用の上限という話であれば原潜に同じ。
ただし諸般の事情により9.で指摘された通りとなっている、と考えます。
しゃるほ
小さい方が耐圧性で有利という事は無いです。
船体が大きくなれば浮力が増し、それだけの重量を構造強化に充てる事が出来ます。
耐圧殻の径をそのままに、船体を伸延しても耐圧性は損なわれません。
この方法は排水量を増大させた派生型Uボートの常套手段でした。
しゃるほ