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1044 シースパローSAMやアスロックSUMの発射機がVLS化されているのに、ハープーンなど対艦ミサイルだけが従来の筒型発射機を使っているのには理由があるのでしょうか?。
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  1. ソ連の原子力ミサイル巡洋艦キーロフ級が、SS−N−19対艦ミサイル用VLSを装備していますが。長射程の大型対艦ミサイルなのでランチャーも大型化したため、ランチャーを艦内に収納する方法を取ったのではないでしょうか。ただ、完全な垂直ではなく少し斜めになっている。(参考・世界の艦船88年9月増刊「現代軍艦図鑑」)
    VLSの利点は同時攻撃ができることですが、SAMやSUMに比べ、水上艦艇攻撃が主任務の対艦ミサイル(SSM)は同時攻撃の必要性が低いからではないかと思いますが。また、コンテナ式のランチャーを剥き出しで装備する方式は、将来、現在とは大きさの異なるSSMを装備する必要性が生じた場合、それを十分格納できるだけの大きさのランチャーに取りかえれば良いわけですし、VLSの場合に比べ改装が容易ではないでしょうか。
    アリエフ

  2. なるほど。そうゆう理由があってSSMは筒型発射機になってるんですか・・。ついで技術的にSSMのVLS発射って可能なのですか?。
    ????

  3. SS−N−19ミサイルについて、その収納スペースだけでなく、発射方式の特徴にも関係あるようです。このミサイルは攻撃型原潜でも使われていて(同様のVLS方式)、前世代のSS−N−12が海上に浮上しないと発射できないのに比べ、海中から発射できるよう改善されています。ロケットブースターで垂直方向に打ち上げられてから、高度20キロでラムジェットによる飛行に移行、衛星による中間誘導を受けながら、赤外線やレーダーによる終末誘導で上空から相手を攻撃するという方式です。発射の前に、このミサイルに目標の座標がインプットされており、それを中間誘導で進路を確認・修正しながら進むわけで。
    (参考)ミサイル・インデックス SS−N−19の解説
    http://www.index.ne.jp/cgi-bin/missile?ssn19
    アリエフ

  4. >2
     西側の代表的なVLSてぇと何種類かありますが、Mk−41VLS(こん
    ごうやアーレイバーク級等に装備されている奴です)はSSM(ハープーン)
    の装備は考慮されています、実際に装備されている例はないようですけど。
    ooi

  5. トマホークは米艦がよく搭載してますね。
    アーレイバークフライトIIAは対艦型トマホークをハープーンの代わりに搭載するって
    どこかで読んだ覚えがあります。
    勝井

  6. なるほど。情報ありがとうございました。
    ????

  7. ゴミだけど、SS-N-19って よく VLS と書かれてるけど vertical じゃないよなあ。
    (N)

  8. ↑確か45°傾いてるんでしたっけ。
    勝井

  9. >1
    一発ずつ個別のランチャー兼用のコンテナに収められているハープーンの構造は、VLSと同程度に短時間での連続発射に向いているのではないでしょうか。想像ですが、旧ソ連のSSMでよく言われるように防御側の迎撃能力を飽和させるためには、SSMにおいても短時間での連続発射能力は重要だと思うのですが、いかがでしょうか。
    私見ですが、米海軍のVLS化はAEGISに対応する連続発射能力を得るためスタンダードSAMに始まり、それぞれ複雑な専用発射機を使用していたアスロック、トマホーク、シースパローが次第に統合されていったと考えております。もともと、簡素な発射機を使用するハープーンにはVLS化の必要性が少なかったのではないでしょうか。
    以上、想像の話ばかりで申し訳ありません。

    TS4989DA

  10.  3、8>ロシアの兵器カタログIII:海軍編のSS−B−19の項には、「SS−B−19対艦ミサイルを収容するコンテナは、水平から六〇度の傾きを持って上甲板の下に取り付けられている。この長距離対艦ミサイルは、電波妨害(ノイズ)に対抗する能力を高めるために飛行中はコースの変更などができないようになっているが、複数の水上目標でも攻撃できるように、複数目標攻撃プログラムを内蔵している。連続して複数のミサイルが発射された場合、ミサイルは飛行中にお互いに情報の交換を行い、リーダーのミサイルは目標を捕捉できるように高い高度で飛行するが、他のミサイルは低い高度で追従していく。このリーダーのミサイルが撃墜された場合には、残りのミサイルの中から、一発が自動的にリーダーの役目を継承する。」とあります。
    ザイドリッツ


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