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大戦末期の我が海防艦は「何色」に塗られていたのでしょう? tackow |
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塗られた艦艇は戦前戦後とも存在しますよ。
日本の海防艦の場合多くがいわゆる軍艦色で塗られていた事は確かですが、良く言われる
「迷彩のように見えるのは光線の加減で灰色が変化している」のではなく、灰色以外の色で
塗り分けられたとしか思えない写真が白黒でも実際に存在します。
その多くが元々軍艦建造所でない造船所が作った海防艦であるため、恐らく商船が対潜迷彩に
使用していた外舷一/二号の塗り分けではないかと思われます。
また戦後に撮影された二色塗り分け迷彩と疑わしい海防艦の写真の中に喫水線付近の塗装が
剥げているのがあるのですが、コレを見ると軍艦色の上に外舷一/二号を塗布したと思えるような
写真になっていています。
あと私の知り合いの友人の中には海外の個人所有の写真で緑色系の二色で塗り分けられた海防艦の
写真を見たことがある、と申しているのがいるのも事実です。
アメリカが終戦時以降に撮影した日本における艦艇写真(カラー)のうち、こういった
小型艦の写真が出回ってくれるといいんですけどね…。
某博士
海防艦に関しては、複数の艦の元乗員の方に伺ったところ、通常のねずみ色塗装であったとのことです。もっとも、物資不足の時期に艦に交付された軍艦色の塗料が濃淡色々で、結果的に迷彩塗粧のようになってしまった例も少なくなかったでしょうし、明らかな迷彩の意図をもって複数の色の塗料で塗粧された艦もあったものと思われます。
6Fサ