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992 初めて投稿させて頂く、Yamatoです。
何故、現代の軍艦には厚い装甲が貼っていないのでしょうか?(特に海自に見られるような気がします)
何かお勧めの本も教えてください。
Yamato

  1. 一般的に、現在の艦艇は装甲は装備していません。
    ただし、米海軍では大型空母に水平防御のための装甲を有していると言います。また、ケブラー等用いた弾片防御を、空母の他、一部の水上艦二採用しているとも言われています。
    (N)

  2. 弾片防御程度でしたら、A・バークも施してるらしいです。
    このクラスの大型艦なら、主要部への弾片防御くらいは施してるんじゃないでしょうか?

    一般的な感覚でいうまともな装甲を張ってあるのは、米空母以外では、
    ロシアの旧キーロフ級がある程度の装甲を有すと読んだことがあります。
    勝井

  3. 海自の護衛艦は5000トン以下のものが多かったと思うが、艦船雑誌を見ても外国の軍艦といっても駆逐艦ぐらいのものが多く掲載されているが(数の割合からいっても仕方ないが)、昔の日本海軍の軍艦をもとに考えると、駆逐艦や軽巡洋艦はほとんど装甲なし、だったと思う。

    benben

  4. 旧海軍時代と初期自衛艦の設計をおこなわれた牧野氏によれば、旧海軍の駆逐艦では強度ぎりぎりの軽量設計で水線付近や上甲板でそれぞれ8mm、13mmぐらいの鋼板を
    貼っていました。同じ様なトン数の同じ部位に、自衛艦では耐久年限の増加と少々の弾片防御を期待して11mm、17mmとか気持ち数ミリ増加させていたらしいですね。
    Navy

  5. 解答、ありがとうございます! 大変勉強になりました!

    Yamato

  6. >何故
    の部分に誰も答えていないよ〜な(笑)
    防御方法の思想が「攻撃に耐える」から「当らないようにど〜にかする」に変わった為です。
    また軽量化による恩恵も多々あります。
    なんだか旧海軍の新型艦上戦闘機の設計思想に似てるかも…
    きん

  7. >防御方法の思想が「攻撃に耐える」から「当らないようにど〜にかする」に変わった為です。
    私見ですが、「攻撃に耐えられなくなった」が正しいように思います。
    現在の航空機は、その気になれば数tクラスの徹甲弾を超音速でしかもピンポイントでぶつける事ができます。
    これに耐える装甲は500mm以上は必要だろうし、またピンポイント攻撃が出来るので
    装甲が薄い部分を的確に狙われます。(500mmで全部覆うなんて不可能ですよね)
    そこで、「当たる前に落としてしまえ」となるわけです。それでも装甲があった
    ほうが有利に思われるかもしれませんが、対空火力は基本的に非装甲部分なんで
    数発食らった時点で対空火力を失います。そのあとは標的ですね。
    装甲があったほうが艦体の生存性は高まりますが、戦闘力の維持と言う観点では
    無意味になります。また艦体の生存性は間接防御である程度達成されてもいます。よって現在では強力な装甲は張られていないわけです。それ以外にも、当然軽量
    化による利点なんかもあるでしょう。
    (「真実一路」の「魚雷〜」の話が参考になると思います。)



    taka


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