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こんにちは 松平です 終戦時、日本にはとりあえず動く状態で ・葛城 ・鳳翔 が存在し、他にも隼鷹、龍鳳、海鷹、天城が大破、雲龍級の3隻と伊吹が 未完で存在しています。 これらは、原爆実験にひっぱりだされることもなければ戦時賠償の対象 としてもっていかれることもなくあっさり解体されましたが・・・ ロシアなんて、ドイツの未完空母なんてもっていくより、なんで ちゃんと稼動できて、かつ同型艦が6隻もあり実戦の実績もある葛城を もっていかなかったのか非常になぞです。 鳳翔にしても無傷に近い状態だったみたいですから使いであったと 思うのですが・・・ 日本の空母は人気がなかったのですかね? 松平 |
1・鳳翔、葛城ともに中破・小破状態だったと記憶してます。
ですから損傷してるやつを補修して動かすほどの何か(金?)がなかった。
2・日本の全空母(全艦艇?)は既に米軍に押さえられてしまい、そうそうと他国がもってけなかった。
グラーフツェッペリンはソ連のドイツ本土に進行時に自力で押さえたんではなかったでしたっけ?
3・2もあるけどソ連が多く空母を持つ事をアメリカやイギリスが許さなかった。
たぶん2だと思うのですが・・・
勝手な想像でした。すんませんm_o_m
P-kun
>1・鳳翔、葛城ともに中破・小破状態だったと記憶してます。
しかし、両方とも復員引き上げ船につかわれてたりしますから
航行は可能だったと思うのですが・・・
>2・日本の全空母(全艦艇?)は既に米軍に押さえられてしまい、そうそうと他>国がもってけなかった。
駆逐艦・海防艦などは各国にもっていかれていますが・・
>3・2もあるけどソ連が多く空母を持つ事をアメリカやイギリスが許さなかった。
これはたしかに、そういうことはあったかもしれませんが、逆に分割占領を
受け入れられず北千島と樺太だけで譲歩したソビエトはこのあたり強硬に
要求してもよさそうなきはします。
わたしも、なんとなく「2」だろうなーとは思うのですが、米軍に日本軍の
全ての武装解除と戦利品の処分が委託されていたということなのでしょうか?
米軍自身は掃いて捨てるほど空母ありましたから、日本空母に関心はなかった
でしょうが・・・
松平
1・自国で修理して使うほどの余裕か魅力が無かった
2・そうそうと持ってけるものに関してはアメリカが許可していた。
と思ったのですが・・・
ちなみに「どっち?」でもありましたが、戦後捕鯨を再開するために
南氷洋捕鯨船団長さんが母船調達のため元海軍省の第二復員省へ
軍艦の賃与を申し出た所見ると戦後すぐではまだ海軍が管理していたようですね。
ですがこっから他国へ渡すにはGHQの許可が当然要るでしょう。
ていうことでアメリカが許さなかったというのが近いかもしれません。
ていうかまともなレスお願い。(^^;
P-kun
というかこの辺まともなレスお願いです(^^;;
P-kun
>ですから損傷してるやつを補修して動かすほどの何か(金?)がなかった。
これはソ連が未完成のあげく自沈した「グラーフ・ツェッペリン」を浮揚させてまで回航しようとしている時点で疑問です。少なくとも、損傷の度合いが問題視されていたのなら自力で航行できる日本空母を持っていくでしょう。
>2・日本の全空母(全艦艇?)は既に米軍に押さえられてしまい、そうそうと他>国がもってけなかった。
>グラーフツェッペリンはソ連のドイツ本土に進行時に自力で押さえたんではなか>ったでしたっけ?
可能性としては確かに有りですね。「グラーフ・ツェッペリン」は港内で自沈したところをソ連が抑えています。そうなると、政治的にアメリカに要求するよりも自分でぶんどった空母の方が好きに出来そうだし。
>3・2もあるけどソ連が多く空母を持つ事をアメリカやイギリスが許さなかっ
>た。
これは2との関連でやっぱりあったと思います。時代遅れであった戦艦ですら引き渡しを拒んだ米英がソ連が空母を持つことに寛容だったとは思えないですね。
で、個人的な見解ですが、
1;日本からソ連に回航する手間という物が問題視された。
ソ連にとって空母のような新兵器&巨艦を運用できる港は欧州にしかないでしょう。そうなると、極東から地球半周も回航して持ってくる手間よりも港内で自沈した艦を浮揚して回航する手間の方が「まだまし」だったのかも知れません。
2;ソ連海軍にとって日本製軍艦を前面に押し出すのは屈辱だった。
ソ連海軍の前身であるロシア海軍と日本海軍との関係で一番大きいのはやはり日露戦争における日本海海戦でしょう。当然、近代海軍史上最悪の大敗北を喫したロシア海軍の歴史を受け継ぐ(?)ソ連海軍にとって自国製の軍艦をさしおいて日本製の軍艦を海軍主力(空母だから当然そうなるでしょうね)として使う事態はまさに屈辱でしょう。本筋から外れますが、この辺りの事情はソ連が旧枢軸国で生き残った中では「リットリオ」級(こっちは要求したけれど駄目だったらしい)に次ぐ「長門」ではなくそれより旧式の「カイオ・ジュリオ・チェザーレ」で甘んじたことにも関連するかも知れないかと。
明石耕作
>軍艦の賃与を申し出た所見ると戦後すぐではまだ海軍が管理していたようですね。
>ですがこっから他国へ渡すにはGHQの許可が当然要るでしょう。
>ていうことでアメリカが許さなかったというのが近いかもしれません。
けっきょくのところ、このあたりが正解なのかもしれないですね
>あ、あと船自体や兵器の規格が違うから使いようが無かったってえのがあると思います。
それはないのではないでしょうか?ドイツやイタリアの艦艇だっておなじくらい
規格外でしょうし・・・
ドイツ空母かっぱらっていって艦上機はそれこそどうするつもりだったので
しょうね??
日本海軍からなら、セットでもっていけるでしょうし、人的資源もあるで
しょうが・・・
松平
>1;日本からソ連に回航する手間という物が問題視された。
> ソ連にとって空母のような新兵器&巨艦を運用できる港は欧州にしかないでしょう。
>そうなると、極東から地球半周も回航して持ってくる手間よりも港内で自沈した
>艦を浮揚して回航する手間の方が「まだまし」だったのかも知れません。
ウラジオストックあたりにもっていってゆっくりひねくりまわしたら・・・
>2;ソ連海軍にとって日本製軍艦を前面に押し出すのは屈辱だった。
案外、スターリン的には、ヤポンスキーのブリキ船なんてものより
樺太もらうほうが重要だったんですかね(^^;
以外とこれが真相だったりして・・・
松平
アリエフ
benben
が引き渡され
響(プリツキー) 春月(ポスペシュニー) 初桜(TSL24)
は使用された模様です
あと『リットリオ級』ではなく『ヴィットリオ・ヴェネト級』とイタリアの公式文書では書かれているようです
朧
ソ連分は、駆逐艦6、海防艦17、輸送艦2、水雷艇1、敷設艇2、掃海艇1、掃海特務艇3、駆潜艇1、特務艦1。
他3国も似たような内容です。
片
>いう方針が定められていたのではないでしょうか。
これはなにゆえなんでしょうね??興味あるところです。
松平
空母をひねくり回せる技術力がウラジオストックにあったかどうか・・・・・・
10>
確かに「ヴィットリオ・ヴェネト」級の方が一般的ですね。というか、いつもは自分も「ヴィットリオ・ヴェネト」なのに、何で今回に限って「リットリオ」なんてよんだんだろう・・・・・・?
11>
「酒匂」については中国が主力艦隊旗艦に使いたいと要求したけれどソ連が要求することを懸念して原爆実験に回したという話もあったかと。ドイツ重巡「アドミラル・ヒッパー」のことも含めて、やはり巡洋艦以上の大型艦については政治的な問題が大きかったようですね。
明石耕作