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938 海上護衛戦を読んで気になったのですが、航空揮発油を内地に運んでからのせりや丸は一体どうなったのでしょうか?あと、せりや丸の性能についても教えて頂ければ幸いです。
吉野

  1. 本来はふりげいとさんの領分かなー。ごめーん。

    せりや丸(せりあ丸。三菱汽船所有)は、帰還後貨物船への改造命令を受けてまーす。
    んでもって、播磨造船相生工場に回航され待機中、米艦載機の攻撃を受けた折りに座礁したようでーす。
    一応この時点で沈没扱いでーす。
    戦後は日本油槽船に買われて、引揚げられて修理されて、中東航路で油輸送の仕事に就いていまーす。
    ああ良かった良かった。

    性能。。。
    いわゆる戦標船って奴ですねー。
    三菱長崎造船所にて建造、2TL型油槽船8番船。10238総トン。
    鋼製船。全長148メートル、全幅20.4メートル。
    タービン1基、5000馬力、最大速力15ノット。
    武装などは分かりませんでしたー。

    こんな感じー。
    海上護衛戦、いい本ですねぇ。復刊ばんざーい!
    じゃむ猫

  2. 回答ありがとうございます。一応、戦後に復活したんですね。これでやっと夜も眠れる。
    吉野

  3.  『海上護衛戦』は名著ですねー。今まで分かってたつもりのシーレーンの重要性がまだまだ認識不足と痛感させられました。それにしても戦後まもなくあのような本が出てたのには驚いた。連合艦隊の無能さも痛感。
    虚心兵

  4. で、海上護衛戦はあくまで海軍から見た戦です。
    もし本格的に護衛戦史・補給戦史に興味を持たれるつもりであれば、
    ぜひとも被補給側である陸軍の視点からも補給戦を見てください。
    三岡健次郎著「船舶太平洋戦争」など、いくつか陸軍側の書籍があります。
    GF司令部などとは違う意味で大井参謀の対局に位置した人たちの戦がそこにあります。
    じゃむ猫


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