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903 ある本で、大和の計画段階で蒸気タービンとディーゼルを併用するという案があったという話を読みました。
その本では、平賀氏が技術的に確立されていないという理由で退けたと書いてありました。
これは事実でしょうか?
事実としたら、どの様な機関を採用する予定だったのでしょうか?
acorn

  1. 潜水母艦の大鯨(後の航空母艦龍鳳)や剣埼(後の祥鳳)に搭載された
    11号系列の発展型である13号10型7500馬力4基を予定していたようです
    (昭和10年開発着手、ボア480mm、行程600mm、2ストローク、10気筒)

    これらの潜水母艦に大出力ディーゼルを搭載した事が
    先行試験の意味も有ったのではないでしょうか

    でもって、この11号の熟成にトラブってまして
    大和の計画当時では大鯨が竣工したは良いけど
    とても艦隊行動が出来るレベルには無く
     彼女が活動できるようになるには、竣工から4年半かかりました
    これがディーゼル不採用の原因ではないかと思われます

    SUDO

  2.  この13号ディーゼルは日進に積まれてます。皮肉なことにやたら好調に動いたそうです。
    tomo

  3.  この機関換装問題に関しては「軍艦総長平賀譲」に比較的詳しく紹介されています。
     まぁ、換装したタービンもかなり手堅い設計なので、未知のディーゼルには踏み込めなかった。というところなんでしょうか。
    tackow

  4. 有難うございます。
    acorn


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