880 |
ハープーンと砲弾について ハープーン等の、対艦ミサイルに対しては短SAMやCIWSなどの対空兵器により 迎撃可能らしいですが、それらの対空兵器は砲弾に対しても有効なのでしょうか? たとえば戦艦から発射された砲弾の近くでミサイルを爆発させて弾道を曲げると いうような・・・。先日読んだ架空戦記で、戦艦大和から発射された砲弾を イージス艦(もちろん、お決まりのタイムスリップ)の短SAMで迎撃するといった 記述があったのですが、どうもそれは無理(架空戦記に書いてある事にいちゃもんつけてもしょうがないですが)なような気がします。 そもそも、貫通力の高い戦艦の砲弾を対空ミサイルで打ち落とすことは無理がある と思います。どうなんでしょうか?? また、そう考えるとミサイル全盛のこの時代においてもまだ艦砲は有効なのでは? と思ってしまいます。つまり、ハリネズミのように短SAMやCIWSを装備した 戦艦が、イージス艦等のハープーンを全て対空兵器で迎撃後、20km程度の 接近戦に持ち込んで迎撃不可能な艦砲射撃で攻撃!という作戦ですが、やっぱりこれは無理でしょうか?戦艦とイージス艦じゃ速度が違うから、ハープーンを打ち つくしたら、とっとと退避しちゃいますかね? ケロリン |
114mm砲弾を迎撃、直撃させて撃破した事はありますね。
大塚好古
迎撃そのものは不可能ではないとも思えます。
大重量の超音速ミサイルに例えられるでしょう。
けど確かに、撃ち落とすのは難しいかな? せいぜい進路を微妙に変える程度かも。
戦艦とイージス艦、特に速度差はないでしょうね。
最近の軍艦は最大速度30ノット+くらいに収まってますから。
戦艦って、特に無条約型は、意外と速いんですよ。
もっとも速度差なしということはいくら追っても追いつけないってことですから、
退避しようと思えば可能でしょう。
まして小回りやダッシュ性となると、やはり現代艦に軍配は上がりますから。
後もう一つ、CIWSの搭載弾量は決して多くはありません。
そんなに何発も撃ち落とすことはできないってこと。
勝井
その戦艦にしても、高価な割には、水上艦船にとって重大な脅威である潜水艦への対処能力には低そうなので、お金の無駄遣いではないですか?
(N)
大炸薬なので何としても打ち落とすべきでしょうが、昔の戦艦砲の命中率を考えれ
ば、8、9発まとめて飛来するのに1発づつ砲弾を打ち落としていく行為に意味が
有るとは余り思えませんが。
現代だとステルス、電子戦関連の技術革新により、対艦ミサイルが使えなくなる様
な事が仮に有ったと致しましょう。この場合は、アスロックの様なロケット付き誘導魚雷と共に、艦載砲が主要対艦戦闘兵装となると思います。
そうなれば、陸上で既に実用化されている有翼誘導滑空砲弾とベースブリード弾の
技術が適用されて、小型無人機にレーザー誘導されれば100km射程で初弾命中
可能な大口径砲の登場も考えられます。
そのような命中率であれば、巨艦に8門も9門も装備しても意味が有りません。
恐らく後甲板でヘリを運用する大型駆逐艦に、前部砲塔が単装1基装備されるだけ
でしょう。これはまさに逆フューリアスです。(ハッシュハッシュデストロイヤー?)
この様な艦が登場すれば、アイオワ級もミサイル無しでは手も足も出ません。
戦艦とは現代の海にはとことん蘇れない艦種なのです。
しゃるほ
(N)
ですね。煙幕も展帳されてしまうし。
やっぱり魚雷しか無いですか。
しゃるほ
そうです、ロケット魚雷です(笑)これしかないでしょう。ロシアの超高速魚雷の事なんですが、一旦ロックされれば抗う術は無いってありました。まあ「当たれば」の話なんでしょうけど(笑) (クルスクはこいつの発射実験で爆沈したんじゃないのか?と愚考してしまう。)
ガンヘッド
い艦種なのです。」というのは、納得しつつも少し寂しいような…。
もう戦艦が活躍する時代でないことは十分理解しているつもりなんですが、
仮想戦記には必ずと言って良いほど大和が出てくるように、いまだに戦艦に対する
憧れみたいなものは多くの人が持っているような気がします。
なんとか現代において戦艦の主砲を有効に使う方法とかは無いでしょうか?
ケロリン
いや、違う。
水上艦相手にロケット付き誘導魚雷なんか打ったら丸見えやん。
そしたら敵艦は音響探知されない様に機関を停止するから、足が止まった所を
艦砲で狙い撃ち??
1.有翼弾なら仰角付けなくても遠くまで飛ばせるから、水平発射後一定高度を
保って飛翔させる。
2.横風やコリオリ力に抗して照準通りに何処までも曲がる事無く飛翔させる。
くらいなら誘導不可能であっても問題無く実現出来るはず。
つまり弾道計算は一切不要。
これで停泊中のお船が目標なら、遠距離からでも結構当たるかも??
って艦砲の必要性全く無しか。ロケット弾の方が大炸薬に出来るもんね。
ケロリンさん、ごめんなさい。やっぱり無理みたいですぅ。
しゃ
ガンヘッド