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え・と 質問です。 「世界の艦船・イギリス巡洋艦史」水中魚雷発射管の説明で、保護盾を突きだし…とか、保護盾のついた内筒を発射時に急速に前後させて…みたいな恐いことを書いてるのですが、これについての詳しい文献もしくは解説を御存じの方お教えください。 tomone00 |
保護盾が必要なのは舷側発射管ですね
魚雷
⇒水流 ↑
←フネの進行方向↑
このように横方向から水流に叩かれることになり
魚雷が真直ぐ走らないとか
最悪の場合、発射管から出てきたところで折れ曲がるとかの問題が発生します
船体から押し出し&自力航走で
水流の影響を離れるまでの間を何とかするための方法として
覆いを被せるとかで魚雷を保護する構造になっています
魚雷が斜に行ってしまう問題は
当初は何ノットで発射するとどれだけ曲がると実地試験で確認して運用してましたが
これは斜進装置(ジャイロを用いた進路補正装置)の登場で解決しましたが
艦艇の高速化と
19世紀末期の艦艇の速度は10-20ノットだったが
20世紀初頭からWW1では25以上が普通に
魚雷の大型化
当初は口径36cm前後で短いのが45〜53cmの長魚雷へと
が主として水流の影響増大と
魚雷の強度への深刻な影響をもたらしたのではないかと想像します
尚、WW1期以降は急速に水上発射管が主流になってこれらは解決するのですが
それには上甲板から落っことしてもちゃんと使える魚雷の開発という
新たな課題をクリアする事が必要でした
以上簡単な説明(ぉぃ
SUDO