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なぜ、錨といえば「∋」のような形をしてるんでしょうか? 投錨した海の底にたまたま沈没船があったりしたら、と心配です。 桃石 |
錨の形状も色々でして、ただの錘や洗面器の中央に鎖のついたものなどがあります。
ペンギン
アリエフ
引き揚げる(垂直方向に)のに都合の良い形だからです。つまり釘抜きの原理
です。
2HB
張られた時に両側の角の部分が食いこみます。この部分がしっかりと食いこむため
に色々とノウハウがあるそうです。今は、錨の形状が規格で決まっていたと思いま
す。
それから、戦時はともかく通常は、投錨場所が厳格に決められており、投錨した場
所に沈船があるということは、まずありません。
ぼるた
碇の真ん中付近に安全ピンのような物があってロープ等で
船から引けるようになっており、そのピンをひくと引っかかってる部分が
回転して簡単にはずれるようになっています
一度、碇の構造をよぉく観察してみて下さい。
(こういう構造になってない簡易型の碇もありますが、そう言う船は
予備の碇を積んでおり、引っかかったら碇を捨てます)
3号電探
錨を使用していました。江戸時代の大型弁才船から川船まで、殆どこれみたい
です。鉄製なので現存するものはサビサビなんですが、日本海側の郷土資料館
には結構残っていたりします。この「レ」の錨はかなり古くからあったらしく、源平合戦の頃には既に存在している様です。もっとも、この頃は「レ」の
形状の木に石をくくりつける様なシロモノであったらしい。
明治に入って、西洋船の技術が導入されても結構この形は愛用されていた
みたいですので、砂地に投錨するにはこの形状でも具合が良かったのかも。
dinu