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823 新年おめでとうございます。 で・19世紀後半、主錨がヘッド部とシャンク部に分かれてホースパイプに直接収納される以前の錨収容方法についての質問です。
先日、世界の艦船別冊の「イギリス巡洋艦史」を見ていると、一等防御巡洋艦と初期の装甲巡洋艦は錨を舷側に吊す形で収容しています。 ところが二等防御巡洋艦や前弩級戦艦はアンカーベッドに収容してたりします。この違いはどこから来てるのでしょうか? 舷側釣り下げ式は船体を傷つけそうで危険じゃ…と思うのは自分だけ?
tomone

  1.  厳密に規則性はなかったようですが、周辺の砲の射界を考慮しながら見詰め直してください。
     舷側砲からの艦首正面への射界が要求されるようになると、大きな錨がけっこう邪魔になるので、各国とも収納に苦労しています。ロシアでは、船体に穴を開けて爪の片方を押し込んだりしました。どうやって作業したのか、想像でききれないでいるのですが。

    志郎

  2. なるほど!謎説けました!!ありがとうございます。 よく見返してみると、例の舷側砲をレイアウトした子だけ 釣り下げ式ですね。盲点でした…釣り下げ式錨の収容って大変そうですよね。
    tomone

  3.  錨の格納は大変な仕事で、危険な作業でもありました。錨鎖を巻いて艦を錨の上へ進め、吊り上げた錨をキャットヘッドに移し、アンカーベッドなりへ乗せて固定するのですが、動力があっても大変なので、人力でだと志願したくはない仕事になります。
     吊り下げ式の格納方法は、どうもよく判りません。
    志郎


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