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軍艦の艦長室が船尾に位置するのは、帆船時代の名残と聞きました。では、なぜ、帆船の船長室は船尾にあったのでしょうか? ツカドン |
船長室が風上にある理由は、トイレのにおいを嗅がなくて済むからだという話を以前なにかで読んだ記憶があるのですが・・・
(うろ覚えで済みません。)
TS29
それ以上に、舵に近く、すべての帆を見ながら前を見ることのできる場所なのです。また昔の船では、高級士官と一般水兵は、必ずしも全般的な信頼関係にありませんでしたから、常に反乱の心配もしなければなりません。舵を押さえていれば船は操れませんし、立てこもるには手ごろな場所です。
志郎
ツカドン
>昔の水兵の反乱:
銃砲史の中で、珍銃奇銃の定番の一つとして登場する『ダックスフット・ピストル』(複数の銃身をアヒルの脚状に横に並べたフリントロック・ピストル)は、艦船に乗る艦(船)長や上級乗組員が、一般水夫や水兵の暴動に備えて所持していたと聞きます。
ブラック・タロン
(N)
BUN
ハーパー曹長が引っさげてたあれですか。そう言えば”もともと海軍用”なんて記述がありました。(いまどきだれも読んでないかなあ、あんなマイナーなシリーズ。)
矮鶏
帆船なら機関や推進器の騒音もなし、揺れも少ない船尾は最高の位置なのではないでしょうか?。
SHI
回答ありがとうございます。
そう言えば、船で揺れの少ない部分が最後尾だってことは、どこかで聞いたことがあります。でも、なぜ、揺れが最も少ないんでしょうね? どなたか、御存知の方、いらっしゃいますか?
ツカドン
1)普通前から波を受けるので 波に叩きつけられた船首が
上昇し その勢いで沈降する
2)船体の重心(浮力の重心)は普通後ろ寄りなので
重心に近い方がゆれにくい
釣り舟等では 後ろから1/4辺りが一番ゆれないです
でも 追い波がどんどん追い越していく状態の場合は
後ろも同じぐらいゆれます。
でも この時代の帆船は追い風(追い波)の場合が多い
かも知れません どの位の横風まで走れたのか
ちょっと判らないですが 帆の形から真横の風までは
走れそうに見えます。
ちなみに 追い波で波に近い速度で走る場合
特に帆船は 非常に不安定で 微妙かつ強い力で
舵を操作しなければなりません
ヨットで追い風用の帆を張って 追い波で舵面が時折
水面上に浮き出るような状態だと 非常に危険です
Scylla
帆船でも、戦列艦のような大きな船の場合、最も幅の広い部分は中央よりいくらか艦首よりです。よく、水中部分の形状を魚になぞらえた図があります。
艦首の形状は涙滴形潜水艦のような丸さです。艦尾のほうも同様に丸いのですが、舵効きのためにいくらかは細くなっていました。これは速力よりも回頭性を重視したためのようです。どうせ10ノットと出ないのですから。
小型艦では形状が異なりますので、事情は違っているでしょう。揺れないかどうかは判りません。
志郎