733 |
日本空母は下向き煙突に海水シャワーをつけて排煙の上昇をおさたり、大型アイランド型艦橋の空母でも煙突を傾けたりするなど、排煙が着艦に与える影響には相当神経質になっていたようです。排煙はそんなに悪影響があるものなのでしょうか? また、大鳳は海水シャワーを装備していたようですが他の隼鷹型、信濃、外国の大型アイランドの空母はこれを装備していたのでしょうか? 日本空母の横向き煙突はやはり重心を下げるためでしょうか?天候が荒れた時に弱くなかったのでしょうか? こんなに多くて失礼します。 ロックマン |
周囲の空気はかき乱され、乱気流の源となります。
無論、視界への影響だって場合によっては出てくるでしょう。
はっきりいって、航空機にとって母艦の排煙は「百害あって一利なし」を地でいく存在です。
横向き煙突は、重心降下も期待されてるでしょうが、
一義的には排煙を海面に叩きつけ、急冷を期待するものと思われます。
ただ、艦が被害を受けた際、傾斜したときに海水の進入口となって
沈没を早める恐れが生じるため、
大鳳が装甲化で飛行甲板を低く抑えた設計にしたのを機に、
傾斜煙突の採用に踏み切ったらしいです。
勝井