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アジアでは自衛隊しか保有していない、世界でも数カ国しか保有していない というイージス艦というのはそれほど高性能なんでしょうか。軍事国家で あるロシアや中国が保有していないのはやはり高いせいでしょうか。一隻 一千5百億円以上という事ですが。 Ko |
この方面は不得手なんですが、艦隊を守る防御システムとしては強力な存在だと思います。
ロシアや中国に同様な艦載システムがあるかどうかはわかりません。
今のところアジア方面では海上自衛隊だけが保有しているイージス艦ですが、アメリカが台湾にイージス艦を売却する計画が取り沙汰されて物議を醸したのは記憶に新しいところです。
ちなみに、防衛庁では、平成13年度からの次期防衛力整備計画で、5隻目のイージス護衛艦の導入を検討しているとのことです。
ブラック・タロン
北朝鮮がこの件について非難してるという記事が、先日産経新聞に載ってました。
なお、共産圏の同時多目標処理システムですが、
まずソブレメンヌイ級がイルミネーター6基を搭載し、同時6目標処理を可能にしてます(極めて直接的な能力強化手段です)。
他にはキーロフ級、スラヴァ級も6〜12目標程度の処理能力を有するようです。
勝井
きだと思います。
確かに、「同時に何基のミサイルを誘導可能」とかは特徴でもあるのですけど、
その点だけ捉えるとロシアの防空システムも「イージス」になっちゃいます。
あれは似て異なるものじゃないでしょうか?
tackow
ガンヘッド
補足、迎撃できると考えていいんでしょうか。
Ko
北朝鮮のテポドンが発射されたとき、海上自衛隊のイージス艦が2段目が分離されるまでの軌道を捉えていますが、弾頭の落下まで捕らえることはできませんでした。イージス艦のミサイルの射程距離、到達高度にもよりますが、小型でかつマッハ20くらいの超高速で落下する弾頭を正確に捉え破壊することは、現在では困難でしょう。陸上用だが、パトリオットPAC3は弾道弾を低空で迎撃する能力を持つと言う。しかし、能力があるからといって、信頼性がどの程度か、100%確実に撃墜できるかはよくわからない。
ところで、イージス艦がそもそもアメリカの空母艦隊防空用として開発されたのは何故か、空母の増強による艦隊防空能力の強化という選択肢を取らなかったことを考えてほしい。艦載機の値段が1機50億円は下らないといわれる今日、100機導入すると最低でも5000億円する。これに空母の建造費、維持費など考えると、それだけで1200億円のイージス艦何隻買えるだろうか?ソ連の巡航ミサイルを迎撃できるというF14を装備するとしても、悪天候時でも常時飛ばしておけるだろうか? 陸上基地からも飛んでくる多数の航空機に対し、空母数隻だけで効果的な艦隊防空ができるだろうか?
アリエフ
・PAC−3(ERINT)低層迎撃ミサイル
・スタンダードSM−2ERブロックIVA
・THAAD高層迎撃ミサイル
ガンヘッド
まあこれに付随して、自衛隊が空母保有か? なんて憶測も現実味皆無ですね。空母を作ることはできても、護衛艦も航空機も人員も手当てできそうにないですから(笑) 空母一隻に対してイージス艦が2隻、実質的には4隻くらいないと空母航空団を全部防空に使わねばならんでしょう(^_^;)
tac
88艦隊にエア・カバーをかぶせることが目的と
聞いたことありますが。
勝井