“鉄石公爵”と呼ばれたウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーのことだと思います。
redcoat

名前の由来は redcoat さんの仰る通りです。大きな英和辞典なら載っていますよ。

先代はあります。
1871年に完成した機帆装の装甲艦で、当時は二等戦艦に類する評価をされていました。海外派遣型の艦で、1875年までと1878年から1883年まで香港へ派遣されて活動し、日本へも来ています。1880年には北海道沖で座礁したそうです。
こいつは当時珍しく、装甲艦を沈めた実績を持っています。1875年9月のことで、衝角を突き立てられて沈んだのは、残念ながら同型艦のヴァンガードでした。・・・普通は衝突事故と言いますね。

なお、1852年進水の131門帆装戦列艦に、デューク・オブ・ウェリントンというのがあります。
志郎

ありがとうございました。
追加質問ですが、愛称や通称にちなんで命名された艦船は、他にどんなもの
がありますか。
ブラックプリンス程度しか思い浮かばないのですが。
せらぴす

愛称、通称をどのように捉えるかで違ってくると思いますが、

アメリカの「ボム・ホム・リチャード」＝Good Man Richard の意
フランスの「ジャンヌ・ダルク」も本名ではありません。
トルコの「ヤウズ・スルタン・セリム」は、「冷酷な・サルタン（王の称号のひとつ）・セリム」ですから、後に短くなって「ヤウズ」になると、あだ名の一種かも。
ソヴィエト＝ロシアには「レーニン」がありますね。これはペンネームだっけか。スターリンも本名じゃないけど、この名前つけたのあったかな。

確実にあだ名と言えるのは、
イタリアの装甲艦もどきに「コンテ・ヴェルデ」というのがありました。「緑の伯爵」で、14世紀サヴォイアのアメデオ四世のあだ名です。
ドイツの前ド級戦艦には「カイザー・バルバロッサ」があります。バルバロッサは「赤ひげ」で、12世紀のフリードリッヒ一世のあだ名とか。
「ブラック・プリンス」＝黒太子とも、色が絡んでいるのが面白いですね。

こんなところでいかがでしょう。
志郎