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692 日本の戦艦も何隻か近代化改造により能力が上がりますよね?
(陸奥や金剛など)
砲や魚雷管の増加とかは結構簡単にできそうですが
追加装甲はどうやってつけるのですか?
ただ単に上から鉄板を張っただけなんてこと無いですよね?
富嶽

  1. 改装前と改装後を比べると、単に増加装甲を張り付けたというレベルではないの
    で、一旦ばらして張り替えたと思われます。垂直防御も同様かと思いますが、具体
    的にはなんともいえません。
    tackow

  2. 場所によって色々違いますが、基本的には張り足しのようです

    元々軍艦の装甲とは船体構造とは違いますので
    比較的気楽に追加しているようにも思えます

    ただ、大改装では
    構造材の一部(特に水平防御に影響する甲板)を
    より強靭で厚いものに変更しており>材質はDSで装甲としても通用します
    これは大改装で一般的に言われる防御強化には含まれていませんが
    ヘタすると2インチ以上の装甲追加に相当するように思えます
    特に伊勢と長門の機関部なんか装甲は強化してないけど甲板は・・・・

    長門の砲塔は加賀型用の砲塔(形状・装甲厚が異なる新型)に交換した上で
    更に装甲を追加したようです

    以前立ち読みした扶桑関連の洋書では
    扶桑の主砲塔の装甲強化は
    丸ごと入れ替え部もありましたが大半は追加の様でした

    BUN師匠からお借りした帝国海軍製鋼史によると
    水平防御に使う甲板装甲等は砲弾の入射角度が大きく
    所謂避弾経始を成立させる要素が高く
    硬さだけではなくある種の柔らかさというか伸びもポイントで
    また、このような薄い板では表面浸炭の効果も顕著ではないようで
    無理に入れ替えするよりは装甲材を増加するだけの方が
    恐らく費用対効果が良好だったのではないかと想像します
      何しろ、日本戦艦の水平装甲は大改装後はどれも150mm級以上で
      総入れ替えをした場合、とんでもない時間とコストがかかったたでしょう

    SUDO

  3.  そうです、SUDO先生の仰るとおりです。ざっと調べたら、「増加装甲」の
    ようにして強化されている部分が多い様です、、、うそつき。

     でも、所々の横断図を見れば、構造が明らかに変わっている部分も見られるの
    で、その様な箇所は(機関換装などの際に?)張り替えたんだとも思います。

     改装費ですが、長門型2隻の第二次改装で計約8億円から先は掛かっているよ
    うです。新造の約半分程度とおもわれます(といって、話題を逸らす・・・)。
    tackow


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